「不都合を常と思えば不都合なし。」これは徳川家康が残した言葉だそうです。
世の中には完璧なものはありません。
だから、不都合があって当たり前なのです。
これを理解すると何があっても、そうそう落ち込まなくなります。
そして、何事も受け入れるようになるのです。
思いどおりにならないことの方が多い人生の中で、
時々、自分の思いどおり、願いどおりになることもある。
それは多々ある出来事の中で、
幾千万もの因が重なり合って起きた本当に奇跡のような幸運なのです。
だから、幸運はほんの一瞬、一握りのときに感じられれば、それで良し。
「不都合」の方が「常」であるのが当然のこと。
何があっても、一喜一憂する必要はありません。
何かあったら、そこから人生を創り出していくしかないのです。
そんな風に考えられるようになると、前向きに捉えることが多くなり、
よい結果を引き寄せるようになっていくのではないかと思うのです。
算命学/陰陽五行論は「帝王学」として、2500年も前から古来中国や日本で、国のリーダーや権力者が学んでいた学問でもあります。
ですから、「帝王学」といった観点で、徳川家康がこの学問を学んでいた可能性も多いにあるわけですね。
余談ではありますが、「帝王学」を学んでから、古い大河ドラマを観ることが趣味になりました(笑)
特に戦乱の時代は、仁義礼智信が備わった人徳が高い人に、人が集まっていく姿がよく描かれていて、とても勉強になります。
徳川家康は、まさに「帝王学」そのものを生きていたように感じます。
この学びはどこまでも掘り下げられ、探求が止まらない、永遠の学びになりそうです。
感謝を込めて。