帝王学の格言⑧「北海の太陽」を別名にもつ星とは

算命学の宿命の中に、「北海の太陽」という別名をもつ星があります。

 

 

「北海の太陽」

 

 

想像してみて下さい。

 

 

極寒の北の国の海を。

 

 

寒さが身にしみる北の地の、そこは海岸。

 

 

凍てつくような風が吹いているかもしれません。

 

 

雪なのか、ひょうかあられか分からないような冷たい氷が

肌に当たるかもしれません。

 

 

海は穏やかでしょうか?

 

 

なんとなく、荒々しい白波が高く迫ってくるイメージをしてしまいます。

 

 

そんな極寒の北の海で、

 

 

ふと、頬に一筋の暖かな太陽の日差しが優しく照りつける。

 

 

ちょうど、雲の合間から顔を出した太陽の光。一瞬の出来事かもしれません。

 

 

どんな感覚がするでしょう。どんな気持ちになるでしょうか?

 

 

太陽の温かさに涙がでるかもしれません。

 

 

太陽の日差しの温かさがこれほどまでに身にしみる状況はないでしょう。

 

 

 

 

 

そうです。

 

 

「北海の太陽」とは、そんな厳しい状況に追い込まれている人の

太陽のような存在なのです。

 

 

 

それでは、その「北海の太陽」を別名にもつ星とは何でしょう?

 

 

それは「調舒星(ちょうじょせい)」という星です。

 

 

火性である伝達本能、陰の星。

 

 

伝達本能を司るわけですから、

当然、人に想いを伝えることを使命としています。

 

 

ですが、この調舒星、人に想いを伝えるのに口(言葉)を使わないのです。

 

 

この星は、とても繊細でデリケートな面を持ち合わせていて、

口が達者ではありません。

 

 

想いは溢れるほどにあるのに、言葉が出ないのです。なんとややこしい!!

 

 

じゃあどうするか???

 

 

そうなんです!

人によっては、音楽や美術といった芸術の世界で、

想いを分かち合おうとします。

 

 

これは、調舒星が最も分かりやすく開花した人の場合です。

 

 

でも、多くの人は、それがなかなかできない。

 

 

通常の人よりも溢れる想いがあるのに、伝えられない・・・。

 

 

それに、もがき、苦しみ、傷つき、孤独になる。

 

 

そして、傷ついた分だけ、調舒星の器が広がる。

 

 

調舒星の器が広がると、言葉を必要としなくなる。

 

 

ただ、そこに存在するだけで、傷ついた人に寄り添える温かい人になる。

 

 

「北海の太陽」は実は、たくさんたくさん傷ついた人が、

行き着く究極の「優しさ」なのだと思うのです。

 

 

 

調舒星をもったあるクライアントさんがこんなことをおっしゃいました。

 

 

 

「あとどれくらい、傷ついたら北海の太陽になれますか?」

 

 

 

その当時、未熟な私は、本当にどうしようもない返事をしてしまった。

 

 

 

「それは質と量のかけ算だから、なんとも言えないです、、、」

 

 

 

なんてアホなんでしょう。

 

 

とっさに当たり障りのない無難な回答をしてしまった。

 

 

 

タイムマシーンがあるのなら、戻って、自分自身をぶん殴ってやりたい。

 

 

目の前にいらっしゃるクライアントさんが

 

 

 

「あとどれくらい、傷ついたら北海の太陽になれますか?」

 

 

 

とおっしゃっている。

 

 

そうおっしゃる生き様や背景を瞬時に掴みきれなかった。

 

 

その当時の私の耳元で、こう言いたい。

目の前にいる人をもっと全心身で感じなさい、と。

 

 

この方は、とても凜とした透明感のある強さをもった人。

 

 

とても「もう傷つくのはごめんだ。早く北海の太陽になりたい。」と

嘆くような人ではありません。

 

 

 

「あとどれくらい、傷ついたら北海の太陽になれますか?」

 

 

 

この方は

 

 

傷ついた誰かの北海の太陽になれるのであれば、

私はいくら傷ついても構わない。

だから、教えて下さい。あと、どれくらい傷つけば良いのかを。

 

 

 

とおっしゃていたのです。

 

 

 

タイムマシンでこの頃に戻って、私自身をぶん殴った後、

私はこの方を心の中で抱きしめて、こう伝えたい。

 

 

 

「(そのような質問がでてくること、それ自体で)

あなたは充分、「北海の太陽」ですよ。」と。

 

 

 

あの頃の私の器では、この言葉を出せませんでした。

 

 

この仕事をしていて、本当に自己研鑽と謙虚さが大事だと痛感する体験でした。

 

 

できることならば、

このブログをあなたが読んでいてくれることを切に願います。

 

 

 

そして、ここまで読んで下さった全ての方へ。

 

 

 

調舒星をもっていてももっていなくても、

 

 

 

あなたが傷ついた体験・経験は決して無駄にはなりません。

いつか、だれかの傷ついた心に寄り添う糧や力になるときが必ずくるから。

 

 

 

「北海の太陽」は誰でもなれるのです。

 

 

 

誰かの北海の太陽になるために。

 

 

 

あなただけにしか救えない誰かのために。

 

 

 

傷つくことを恐れなくてもいいのです。

 

 

 

何か自分にとって苦しく辛い場所にいなければいけないとき、

 

 

選択できる行動は3つしかありません。

 

 

 

・自分にとって居心地の良い場所になるよう努力する。

・その場所から離れる。

・その現実を受け入れる。

 

 

 

少しでもその場所が居心地のいい所に変わるようにと努力しても難しく、

その苦しみや辛さから抜け出そうと、どうあがいても、

出口が見つからないとき、そんなときは、この体験・経験をする必要が

あるのだ、と受け入れるしかないのです。

 

 

 

そうして、その現実を受け入れ、その苦しみ辛さを味わい切ったとき、

「北海の太陽」としての人間力が増していくのです。

 

 

 

だけどね、時には傷つくことから逃げたっていいんですよ。

(特に修行好きの人は逃げることを選択のひとつに入れて下さいね)

 

 

 

逃げて良いときのサインはすぐに分かります。

「こっちだよ」という光が見えてきますから。

 

 

 

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

 

 

 

感謝を込めて。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です