12月の動向(2022年12月7日~2023年1月5日)

今月(12/7~1/5)は壬子(じんすいのね)月です。

 

水性で陽の十干「壬(じんすい)」と、

水性で陽の十二支「子(ねすい)」が

組み合わさった干支です。

 

壬は海・大河を表し、子は水性、季節は真冬を表します。

そのため、壬子は「雨降る極寒の海」というイメージです。

 

 

壬子月のポイントは以下の通りです。

 

 

◆強運の月

 

今月の干支である壬子は、別名玄王(げんおう)と呼ばれ、

天地共に水であり、その力はとても強大です。

 

王の名を冠するだけあって、運勢も強運となりますが、

帝王の宿命らしく、運の上下が極端で激しく感じるかもしれません。

 

そして、強運の波を座して待つのではなく、

自ら運を開拓することこそ、壬子月の生き方にふさわしいのです。

 

安全な環境を離れ、自身がリーダーとして在ること、

自ら厳しい環境に行き、厳しい指導者の下で鍛えられることで、

壬子の聡明さと支配力が最大限に発揮され、強運を味方につけることができます。

 

今年の12月は、運勢が強く、スケールも大きくなるチャンス到来です!

 

 

◆汪溢の水 (おういつのみず)の活かし方

 

陽の水性同士の組み合わせである壬子は、汪溢の水の字のごとく、

水がみなぎり溢れ出るほどの勢いがあります。

 

壬を開花させるための条件として、水の三段論法というのがあります。

 

「水は洩気(えいき)することで才能を発揮する。」

 

洩気とはエネルギーを流すこと。

 

水は流動していなければ腐敗してしまうので流す必要があります。

まして壬子ほどのエネルギーを停滞させることは、百害あって一利なしです。

 

ご自身の想いを、より多くの人に伝え、

逆に相手の想いにも良く耳を傾け寄り添うこと。

目の前のことに、とにかく一所懸命取り組むこと。

 

エネルギーを流すとは、多くの人に会って話したり、

多くの場所に移動することで、流れるのです。

 

より多く、遠くへ。

 

強大な力をうまく生かして参りましょう。

 

 

◆新時代へ

 

壬子月は、まだこの世にない新しい価値や可能性を求めて、

果てなき未開の大海原へ繰り出す世界観です。

 

誰もやったことのない仕事への挑戦、

たとえ人から理解されなくても、信念に基づいた行動、

夢やロマンを実現するために必要な世渡りの巧みさが備わる今月。

 

巧みさとは、どのような環境であっても現実的に見極める目であり、

自分の力で乗り越えることができる力量です。

 

前人未踏の冒険中に、品性や人間性など言ってる場合ではないのですが、

だからこそ、気品ある在り方を心がけていきたいものです。

 

波は一度として同じ姿はなく、常に移り変わっていきます。

 

荒波であっても翻弄されるのではなく、

その先にある可能性を見て、乗り越えてまいりましょう。

 

気高き美しく在る人で、New worldへ!

 

 

 

以上、壬子月のみで見たポイントです。

 

皆様にとって、豊かな月になることを心より願っております。

いつもありがとうございます。

 

 

個人の宿命によってテーマは変わりますが、

より良い生き方・在り方の参考にして頂けたら幸いです。

 

※掲載にあたってはお師匠様の許可を頂いているものです。

 

感謝を込めて。

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