Steady.10月号に掲載されました。

おかげさまで、今月(9月7日~)発売中の宝島社 Steady.10月号に

「算命学コーチング」が掲載されました。

テーマは「みんなが知りたいお悩み解決スポット特集」です。

算命学コーチングを始めて、4年以上が経過しました。

その過程では、様々なクライアント様との出会いがあり、そのおかげで私自身も成長でき、

このような機会に恵まれたこと、本当に感謝しております。皆様、ありがとうございます。

そして、ブログを読んで頂いている皆様にも、感謝しております。ありがとうございます。

これからも、微力ながらブログも続けていきます。今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

宝島社 Steady.10月号に掲載された「算命学コーチング」の記事です。
算命学コーチングが掲載された特集のTOPページです。
算命学コーチングが掲載されたSteady.10月号の表紙です。書店で見つけてみてくださいね。

9月の動向(2022年9月8日~10月7日)

今月(9/8~10/7)は己酉(きどのとり)月です。

 

土性で陰の十干「己(きど)」と、

金性で陰の十二支「酉(とりきん)」が

組み合わさった干支です。

 

己は田畑や大地を表し、

酉は、季節では仲秋を表します。

 

そのため、己酉は「花を育てるのに適した美しい秋の大地」

というイメージです。

 

己酉月のポイントは以下の通りです。

 

 

◆美しく、泥臭く 

 

今月は、努力をした分量に比例して、成功がついてくる時期です。

 

己酉の大地は、小石を多く含んだ土となります。

穀物を収穫するのには難しい土ですが、花を栽培することができるため、

「花園」という、それはそれは綺麗な別名がついています。

 

その名の通りきらびやかに咲き誇る花たちから想像できるのは、

見た目の華やかさと貫禄さです。

これらを意識することが最初のポイントとなります。

 

芸術の秋、おしゃれを楽しむのも悪くありません。

もちろん、外見だけでなく、中身も磨いてこそ、真の魅力となります。

 

お師匠様は良く、その人の持つギャップの幅、広さが

人間的な魅力に繋がる、とおっしゃいます。

 

とても生真面目で仕事一筋に見えていた人が、

実は趣味でやっているエレキギターの腕前がプロ並みだったり。

会社では嫌われ役を進んでやってしまう厳しい上司でも、

プライベートでは保護犬や保護猫を沢山引き取って飼っている心優しい人だったり。

 

生き方・在り方に幅があると、人としての魅力がにじみ出てしまうものです。

 

己酉月は、花園という外面の美しさはすでにありますので、

ぜひとも、内面磨きに力を注ぎ、粘り強く継続していきましょう。

 

すぐに成果・結果として現れる運の質ではありませんが、

焦らず、自己努力を積み重ねていくことが大切です。

 

遅くても確実に前進し、成功につながっていくのが己酉なのです。

 

 

 

◆キーパーソンは目上の存在

 

 

今月は、目上の方から多くの事を学ぶ大チャンスです。

 

己酉は、両親や目上の存在がすごく有り難い干支で、

目上からの学びを得ようとするのは、自然の流れに沿い、

運気アップ間違いなしの行為なのです。

 

今月は、純粋性が高く、なんでもそのまま取り入れてしまいますので、

詐欺師に学べば詐欺師に、穢れたエネルギーに触れれば、

そのまますべてを吸収してしまいます。

 

何を学ぶかも大事ですが、誰から学ぶかもとても大事になります。

普段から素敵だな、と感じている先輩や上司がいらっしゃるなら、

その方に教えを請うチャンスの月とも言えます。

 

さらに、誰から学ぶかと同様に、

受け手の姿勢はもっと大事で、学びの習得度合は大きく変わっていきます。

 

教訓・教えの種をシャワーのように降らせても、

受け手の土壌が柔らかく、よく吸収する豊かな土なら芽を出しますが、

受け手の土壌が硬く、強固な岩の塊のようであれば、種ははじかれ、

どんなに素晴らしい教えであっても、全く芽を出さない、と言います。

 

受け手のこちら側も、素直に謙虚に、柔らかい心で受け止めたいものです。

 

 

◆学び、そして伝えよ

 

己酉は「秋の大地」ですが、それは少々、特殊な土でもあります。

宿命の中に、酉金と辛金という砂利・小石の類があるためです。

 

作物を作るのに適した土地なのに、砂利や小石が邪魔して穀物はとれません。

しかし、美しい花は育つところから、稼穡の瓦礫(かしょくのがれき)と呼ばれます。

 

今月は、やみくもに推し進めるよりも、

情報や知識を集めてから行動することで道が開けるとしています。

 

そして、学びをさらに伝えていくことで、より良い状態になっていきます。

 

心を開くことがあまり得意ではない人も、

思い切って感情を乗せて伝達してみましょう。

 

無防備に自身の心を開き、その上で想いを伝えていくことができれば、

一段上の高みに上がることでしょう。

 

人は、たんたんと教えを受けるよりも、その人の情熱や想いに触れることで、

感動し、その学びの価値が一層引き立つように感じるものです。

 

結果、人を動かし、巻き込む力へと発展し、

まだ誰も手掛けていないような仕事や分野を開拓することになるかもしれません。

 

学び、その学んだことを伝える、伝えるときには想いを乗せて。

 

今月はそんなことを意識すると、良い月になります。

 

 

以上、己酉月のみで見たポイントです。

 

皆様にとって豊かな月になることを心より願っております。

 

いつも本当にありがとうございます。

 

個人の宿命によってテーマは変わりますが、

より良い生き方・在り方の参考にして頂けたら幸いです。

 

※掲載にあたってはお師匠様許可を頂いているものです。

【コーチング事例③】リーダシップは変化する

 

 

クライアント様の許可を得て、個人情報の守秘義務を遵守し、

出来る範囲でコーチングの事例を紹介していきたいと思います。

 

三回目の今日は「リーダーシップは変化する」です。

 

リーダシップは変化する、とはどういうことなんでしょうか?

逆に言うと、リーダーシップって固定化されているものなの?

 

色々な疑問が湧き上がりそうですね。

 

クライアント様は、ある旧態依然の大手企業で支社長を務める40代の女性管理職です。

「リーダーシップは変化する」とは、どういうことなのか、

早速、コーチング事例を見ていきましょう。

この事例は実際のコーチングを一部抜粋したものです。

以下より、ク)はクライアント、コ)はコーチの略称になります。

 

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ク)最近、本社の会議に行くと、今までちょっと違った見方をしているんですよね。

コ)具体的にはどういうことですか?

ク)前回は、たまたま窓側の一番後ろに座ったんですけど、そこが本当に居心地良くて。

コ)学生時代もその席は人気でしたね。

ク)そうそう。そこで窓の外眺める、っていうんじゃなくて、みんなの背中を見てるのが心地よくて。

コ)あ~、なんか分かる気がします。どんなことを観察してるんですか?

ク)観察、、、?そっか、私、観察してたんですね。確かに観察してましたね。

  そうですね。この会議に参加しているメンバーを見て、そこから会議の目的を想像したり、

  誰かが指されて、意見を言うときなんかは「そういう答えなんだ~。」って、聞いてますね。

コ)なんか、ちょっと距離がある感じですね?

ク)そうなんですよ!!昔は、どんな会議でも前の方の席に座って、積極的に参加してる感じだったんです。

  でも、今は、それじゃないな、って思ってるんです。

コ)ちなみに以前はどうだったんですか?もう少し詳しく話してくれませんか?

ク)だから、前の方に座って、自分の意見を発表したり、質問したり、、、良く手を上げてましたよね。

コ)その頃の自分を思い出すと、どんな気持ちがします?

ク)あああ、頑張ってるな~。一生懸命だったな~、って思いますよね。

コ)今は冷めちゃった、ってことですか?

ク)いや、冷めたという感じではないんです。

変わらず会社のことは好きだし、もっと良くしていきたい気持ちはあるんですよね。

コ)それで言うと、私も○○さんから以前とは違ったエネルギーを感じますね。

  以前はもっと、チームのため、とか、会社のため、と熱く語ってた感じがありました。

ク)そうなんですよ!!もっと熱かったですよね。昔は。

  メンバーが可愛いかったし、メンバーを守らなきゃ、って頑張ってた。

  そういう風にはなってないですね。やっぱり、なんか冷めちゃったのかな。

コ)いや、今の話からは、冷めた、という感じはしないです。

  確かに以前はメンバーを大切にして、チームで協調し合って、

チームで目標達成するのが○○さんのリーダーシップスタイルでしたよね。

  今の話では、もっとこう、距離を置いて、冷静に見ている、という感じかな。

ク)そう言ってもらって良かった。

昔のメンバー愛とか愛社精神みたいなものがなくなったのかな、って焦ることもあって。

  でも、会社もメンバーも嫌いになったわけではないですから。

コ)ご自身では、どうなんですか?どんな風に変化している感じ?

ク)さっき言ってもらったように、距離を置いてるんですよね。

  みんなが発言している内容をしっかり聞いています。

  以前は、自分が何を言うか、で頭がいっぱいだった時もありましたけど(笑)

コ)距離を置いて、何を見ていますか?

ク)この人が言わんとしていることは何なんだろう、この発言の意図は何だろう、

  どんな背景があって発言しているんだろう、とか考えています。

コ)より深く理解しようとしていますね。

ク)そうですね!なんで、この発言になるのか、が見えてきちゃうんですよね。

そうしてると、「あ~、やっぱりサラリーマンっぽい意見だな~」って思っちゃうこともあります。

コ)逆もあります?

ク)う~ん、少ないですけど、「あっ、この人、本当に自分の意見を言ってるな。」という人も分かる。

コ)そういう人と仕事したい、と思ってません。

ク)あっ、分かります?そうなんですよね。仲間、見つけた!って思っちゃう!

コ)それも以前と違って感じますね?

ク)確かにそうですね!会社とか会議の渦の中のど真ん中にいましたから。

コ)渦の中にいると、周りが見えないですよね。洗濯機の中にいるみたいな感じ?

ク)まったくその通りですね。洗濯機まではいかないですけど。

コ)今の状態、距離を置いて、より見えてくる世界は他にどんな変化がありますか?

ク)会社の意図もより深く理解しようとしていますよね。 

これからの世界に、何を提供しようとしているのか、と。

コ)すごく鋭い見方をしていますね。ですが、ともすると、会社側からは「斜に構えた人」になりかねないですね。

ク)いや、本当に。そうなんですよ。だから、悩んじゃってるんですけどね。

コ)で、実際は斜に構えた人ではなくて、その状態をどんな風に生かしたいですか?

ク)う~ん、そうなんですよね。色々と見えるようになってるんです。落ち着いて。

  さっき言ったことですけど、自分の言葉で発言している人とか繋がりたいな、って思いますね。

コ)他にもありますか?

ク)いや、実は本当のところで言うと、会社側のメッセージが伝わってこないな、

っていうのも感じちゃうんです。聞いている人たちが納得していない、よく分かっていない、のも感じる。

以前はどんなメッセージであっても、会社が言ってるんだから、で動けたんですけどね。

コ)それに気付いて、どうしたいと思ってますか?

ク)いや~、会社側にハッキリと提言しなきゃいけないんでしょうね。本当は。こわいですけど。

コ)それができたら、どうなりますか?

ク)生意気な奴と思われるか、ありがたいと思われるか、まぁ前者でしょうね。

コ)本当にそうでしょうか?本質を突いてくるな、って思われませんか?

ク)そういう人もいるとは思います。

コ)生意気な奴と思われるのが嫌で、何も言わないとどうなります?

ク)会社側と現場がどんどん離れていきますね。

コ)それはまずいですね。

ク)本当に。実際そうだと思います。このままエスカレートしなきゃいいんですけど。

コ)○○さんが何も言わなければ、起こりえますね。

ク)いや~、しびれますね。はっきり伝えるのは。やはりこわいです。

コ)こわいですか?何がこわい?クビにされるとか?

ク)いや、そこまでではないですけど。クビまでは。確かに、何がこわいんだろう。

コ)単純に、その意見を伝えることで、テーブルがひっくり返るのがこわいんじゃないですか?

ク)そうですね。会議という形態ではあっても、もう上層部でほとんど決めたことだろうから、って

  どこかで諦めてたかもしれません。

コ)そのままでい続けたら、どうなりますか?

ク)会社と現場がどんどん離れていきますね。そうしていると、きっとお客様も離れていくんだろうな。

コ)会社に提言するのと、会社と現場が離れていくこと、お客様が離れていくこと、どちらがこわいですか?

ク)、、、、、、。そうですね。ちゃんと言わなくちゃいけませんね。

コ)本質を突く、というのは、とてもパワーと勇気が必要ですからね。

ク)本当にそうなんですよね!!!!!なんで、私がやらなきゃいけないの!?って思っちゃいます。

コ)気付いている人の役割だから。

ク)って、ことですよね。

コ)以前はチーム力を強化する、っていうのが○○さんのリーダーシップスタイルでしたけど、

  今は「本質を突く」という役割に変わりつつあるんじゃないですか?

ク)まったくその通りなんです。思い当たるところが数々あります。

コ)会社にとって耳の痛いことを伝える、(議論の)テーブルが引っくり返るような発言をする、

  というのは勇気がいるものですよね。ですが、その足元には守るべき部下がいる、お客様がいる、

  ということなら、会社にとっての「本質」を突いている、となるはずです。

ク)まったくおっしゃる通りですね。

コ)どうしますか?

ク)いやーーーーー、すごい汗が出てきますね。

コ)ですよね。分かります。ちなみに、同じように感じている人は他にいませんでしたか?

ク)先ほど話した「自分の言葉で意見を言ってるな」と感じた人は同じように感じてると思います。

コ)その人と一度話してみたらいかがですか?

ク)それは、直ぐにでもできます!というか、やりたいです!っていうか、やらなきゃいけないと思います。

コ)良いですね!!仲間を見つける、というのが○○さんらしい動き方ですね。

リーダーシップスタイルで言うと、

気付く視点は「本質を突く型」のリーダーシップですが、動き方は以前の「チーム力強化型」ですね。

ク)確かに、それが一番、動きやすいんです。まずは彼に連絡をしてみます。そうして、仲間を一人でも増やしていけばいいんですね!

コ)○○さんらしいイキイキした感じが戻ってきましたね。リーダーシップのスタイルが変わることはあるので、

  両方を上手く使っていったら良いですね。流行の「二刀流」ですね!

ク)それで、いいんだ、って安心しました。ありがとうございました。

 

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その後、彼女は仲間を見つけ、上層部と気軽に話せる場(パワーランチ)を設定し、

自分たちの考えをざっくばらんに話したそうです。

 

そして、その半年後には、会社の要となる部署の責任者として抜擢されました。

会社にとって耳が痛いことを提言するのはこわいことかもしれません。

それが、旧態依然の企業であればなおさらのこと。

ですが、時代はどんどん変わっていきます。

以前の常識が非常識になっていきます。

今までのやり方が通用しなくなっている中で、「本質を突く」という役割は

実はどの会社も求めているリーダシップ像でもあります。

まさに「時代に合わせて」目覚めてたリーダーシップスタイルなのかもしれませんね。

 

今までの自分のスタイルが全てと固執せず、自分の中の多様な自分を生かして

色々なリーダーシップスタイルを実践していけたら、多くの人の力となると思います。

 

長文、読んで頂き、ありがとうございました。

 

感謝を込めて。

8月の動向(2022年8月7日~9月7日)

今月(8/7~9/7)は戊申月です。

 

土性で陽の十干「戊(ぼど)」と、

金性で陽の十二支「申(さるきん)」が

組み合わさった干支です。

 

戊は山、山脈を表し、

申は岩・鉄鉱石、季節は初秋を表します。

そのため、戊申は「要塞のように厳しい秋の岩山」というイメージです。

 

戊申月のポイントは以下の通りです。

 

 

◆要塞の守り人

 

今月のポイントは、この一言に尽きます。

 

他者を守ること。

 

家族、パートナー、友人、会社、地域、日本、地球、、、

自身の思考や行動を、大切なものを守ることにつなげる。

 

それを常に意識することが、戊申月を輝かせることになるでしょう。

 

戊申は、どっしりととても安定した岩山です。

 

自身が安定しているからこそ、平和を守ることができ、

様々な在り方で人々を救うことができます。

 

泰然自若として急がず、じっくりと周りを見回して人生を生きる。

 

山の愛はとても大きく、万人への愛情や人に尽くすことへの喜びを感じやすい月です。

さらに今月は、利害を超えた領域からの寄り添いやアドバイスによって、

他者や世の中に肯定的な影響を与える役割を持ちやすくなるでしょう。

 

堅固な要塞として、おのが後ろにいるものたちを守っていく。

 

そんな覚悟と強さを前面に出していく月にしてまいりましょう。

 

 

 

◆中庸の心を

 

思考は偏らず中庸の心にて、現実の状況に逆らわず、

流れに身を任せることで、吉となります。

 

と、口で言うのは簡単ですが、実際に現実の状況に逆らわずとは、

なかなかに難しいものではないでしょうか。

 

苦とは、現実が自分の思い通りにならないこと、

コントロールできないことですが、

そこに逆らわずということは、苦を受け入れる、

もしくは苦を苦と捉えない在り方でいるということです。

 

また、中庸の心とはなんでもやりすぎ・過剰にしないということです。

バランスが大切になるわけですが、いきなり中庸は難しいかもしれません。

 

振り子の幅が両極端に広ければ広いほど中庸が見えてきます。

どこまでやったらダメなのかの境界線は、実体験によって知ることができます。

 

つまり、中庸の心を持つためには、やはり人生体験でのみ可能になるのです。

 

 

◆守るとは

 

個人によって、その定義も目的も手段も様々だと思います。

 

守る対象によっても変わるでしょう。

 

自分にとってその対象を守るということはどういうことなのか?

 

これを考えることは、とても大切なことだと思うのです。

 

それは、身を挺して守ることかもしれないし、

経済的なサポートかもしれないし、

安心を与えることかもしれないし、

そっと手を差し伸べることかもしれない。

 

あなたにとって大切なひとを守るとは、どういうことなのか。

 

戊申月、守ることを探究する月にしたいですね。

 

 

以上、戊申月のみで見たポイントです。

 

あなたにとって豊かな月になることを心より願っております。

 

個人の宿命によってテーマは変わりますが、

生き方・在り方の参考にして頂けたら嬉しいです。

 

長文読んで頂き、ありがとうございました。

 

感謝を込めて。

 

※掲載にあたってはお師匠様の許可を頂いているものです。

【コーチング事例②】会議がこわい ~不必要になった「思い込み」からの解放~

 

 

クライアント様の許可を得て、個人情報の守秘義務を遵守し、

出来る範囲でコーチングの事例を紹介していきたいと思います。

 

二回目の今日は「会議がこわい」です。

 

会議がこわいと思ったことがある人は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?

 

会議というのは、普段、顔を合わせているメンバーだけでなく、

いつもと違った人が集まったり、直属の上司以外の管理職が参加することがあるかもしれません。

 

なんとなく、背筋が伸びる気持ちになったり、緊張したりするものですよね。

 

背筋が伸びる程度なら、良いのですが、

緊張のあまり、本来の自分でいられなくなり、自分を小さくしてしまったり、

あるいは、自分を大きく見せてしまったり、、、

 

誰にでも起こりうる悩みとも言えます。

 

 

「会議がこわいんです。」と相談してきたのは、

誰もが知るような大手外資系企業(専門性を要するメーカー企業)

で部長クラスの女性管理職です。

 

ここで、驚かれる方がいらっしゃるかもしれません。

 

え?部長クラスで会議がこわい、なんて!!と。

 

実は、そんなものなのです。

 

人生の課題というのは、同じテーマが繰り返しやってくるものです。

業(ごう)とか因縁と呼ぶ方がしっくりくるかもしれません。

 

そんな繰り返し立ちはだかる壁を繰り返し乗り越えていく。

まるで、螺旋階段を上っているように同じテーマをぐるぐると登っていく。

そのようにしながら、精神的に成長し人間力が高まっていくのです。

 

そんな前提を踏まえて頂き、コーチングの内容を一部抜粋させて頂きます。

 

以下より、ク)はクライアント、コ)はコーチの略称になります。

 

 

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コ)今日はどんなテーマでお話しますか?

 

ク)実は会議がこわいと感じているんです。

 

コ)どんなときにこわいと感じるんですか?

 

ク)特に感じるのは、私の知らない専門用語が飛び交っていると、かなり焦りますね。

 

コ)○○さんのお仕事で、全ての専門用語を把握するのは至難の業ですよね?

 

ク)そうなんです!分かっているんですが、どうしても全てを把握しておきたい気持ちが沸いてきて。

 

コ)全てを把握しておく、というのは可能なんですか?

 

ク)・・・・・相当、勉強しなければならないですね。

  実際、会議が終わった後、分からなかった用語を必死に調べたりもしてます。

 

コ)その勉強を続けるのは、可能なんですか?

 

ク)・・・・・可能かもしれませんが、無駄、ですね。

 

コ)無駄とは?

 

ク)専門的に仕事をしているメンバーに任せておいたら良い範囲もあるので。

 

コ)それでも、知らない専門用語が出ると、焦っちゃいますか?

 

ク)・・・・・そうですね。なんなんでしょうね。頭では分かっているのに。会議では、その瞬間がくると、急に背中から汗が出てきて、、、

 

コ)その瞬間について、詳しく話して頂けますか?

 

 

ク)専門用語が飛び交い始めると、話の内容が分からなくなるんじゃないか、と恐怖に感じるんです。

  あとで、部下に相談されても答えられない自分を想像してしまって。

 

コ)そのとき、どんな気持ちがしますか?

 

ク)すごく焦っています。上司なんだから全てを把握していなければならない、って思ってるので。

 

コ)上司として?

 

ク)・・・・・いや、人として、かもしれません。ずっと、誰よりも優秀でなければならない、と思って生きてきたので。

 

コ)そのままでマネジメントしていくとどうなりそうですか?

 

ク)・・・・・とても苦しいですね。周りの人はみんなライバルのように感じて。息がつまりそうです。ずっと戦ってる感じです。

 

コ)自分自身はどんな存在になっていますか?

 

ク)・・・・・なんか、ずっと戦ってきましたね。女武士みたいな感じです。

  なんで戦ってきたんだろう。私達の世代は男尊女卑が当たり前の中で仕事してきて、

  女性の権利を獲得してきた歴史がある。

 

コ)そうすると、世界は「男尊女卑」だ、という感覚が未だに残っている?

 

ク)そうですね。いまだにそれを引きずっているのかもしれません。

  今は、外資ですし、ジェンダー平等にはとてもうるさい会社ですから、

  そんなことないんですけどね。

 

コ)誰よりも優秀でなければならない、女武士のように戦わなければならない、

  なぜならこの世は「男尊女卑」だから、という感じでしょうか?

 

ク)うわっ、すごく嫌ですね。それ。

 

コ)嫌、って感覚、すごく良いと思います。

それらは不必要になった「思い込み」ですよね。

そうしたら、どんな風に変わったら良いと思います。

 

ク)まずは男尊女卑ではなくなっている。多様性の時代、ジェンダー平等の時代ですから。

  多様性、、、だから、やっぱり多様な中で共創するんだと思います。

 

コ)そうですね!!そもそも会議の目的はそこなはずですよね!

 

ク)そうなんです!!本当は共創すべきだったんです。

  だけど、空気的には誰が一番賢いか、みたいな競争になってた。

 

コ)それを変えたいんですよね。

 

ク)はい!変えたいです。誰よりも優秀でなくても良いですよね。

  周りの人が本当に優秀な人たちばかりなんですから。

  特に私の部下は本当に凄い人たちばかりなんですよ。

 

コ)凄い人たち!って感動できる心、それは大事にしたいですね。

 

ク)いや、本当に。外資っていうのもあると思うんですが、

うちの会社って、隠れた凄い人たちがいっぱいいるんですよ。

あ、また見つけた!って毎日のように思う。優秀な人材ばかりです。

 

コ)それ、○○さんの強みだと思いますよ。その発見した凄い人たちを

  繋げるのが○○さんの役割なんじゃないですか?

 

ク)ああ~!!それ、まさに私のやりたいことだし、

  うまくいってるときは、ずっとそればっかりやってました。

  人と人を繋げる、それはすごく大事な仕事ですよね。

 

コ)戦う必要もなくなりましたね。女武士の役割も手放せそうですか?

 

ク)いや、手放したいです。戦うモードになった途端、辛いですし、仕事が回らなくなる。

 

コ)直感なんですが、この会社をひとつの生き物だとして、

○○さんの役割は「血液」なんじゃないかと思うんです。

身体(組織)中を巡って、色んな人のコンディションや能力を発見して感動して、

時には、繋げていく。

 

ク)ああ!まさにそれ!!いいですね!!

  私は血液なんだから、動いていた方が良いんだ。昔は頭脳でしたけど、今は血液。

  頭脳の部分は、他の人たちにお任せしてしまったほうが、全体として上手く回る。

  そういうことですね!!

 

コ)○○さんの本来の役割に気付けて、本領発揮できそうですね。

 

ク)ありがとうございます!!

  これからは競争ではなく、共創していける気がします。

  私は血液のくせに頭脳をうらやましいと思っていたのかもしれません。

  会議は情報収集するための場と割り切って、本来の役割をきっちりやりたいです。

 

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その後、次のセッションで会議がこわいと感じるときがあっても、一呼吸置いて、

自分の役割を認識すると立ち戻れると話してくれました。

 

「会議がこわい」と告白してくれたクライアント様。

これは、誰にでも大なり小なり経験のある気持ちだと思います。

 

古くなった思い込みや価値観を新しいものに置き換えていく、

そうすることで、楽になった事例でした。

 

彼女の場合、不必要になった「思い込み」は

「誰よりも優秀でなければならない、女武士のように戦わなければならない、なぜならこの世は「男尊女卑」だから」というものでした。

 

時代が変わったはずなのに、心が昔のように反応してしまう、

というのは、よくあることです。

 

一番大事なのは、それに気付くことです。

気付いて、それは「嫌だ」と感じることです。

その思いが、新しい自分へと変えるエネルギーになるのです。

 

ちなみにこの女性は当時、50代でした。人は何歳からでも変わることができますね。

 

他にもよくある「思い込み」の代表例として、

・完璧にやらなければいけない ・誰よりも賢くなければならない ・出世のためにもやらなければならない ・周りの奴は頼りに出来ないから自分で何とかしなければならない ・会社の上司のいうことは絶対である ・自分よりも会社(上司)を大事にしなければならない ・誰からも好かれなければならない ・みんなの話を聞かなければならない 等々

といったものがあります。

 

古くなったり、不必要になった「思い込み」に気付くには、こんな問いが役に立つかもしれません。

 

・その考えを持つことで、力や栄養になっていますか?

 

・その考えを持つことで、自然体のありのままの自分でいられず、

自分を大きくしたり、小さくしたりしていませんか?

 

自分らしく仕事ができない、本領を発揮できていないように感じる、

そんなとき、不必要になった「思い込み」を抱えていないか、今一度、自分と向き合ってみてはいかがでしょうか。

 

長文、読んで頂きありがとうございました。

 

感謝を込めて。

7月の動向(2022年7月7日~8月6日)

今月(7/7~8/6)は丁未月です。

 

火性で陰の十干「丁(ていか)」と、

土性で陰の十二支「未(ひつじど)」が

組み合わさった干支です。

 

丁は焚火や灯火など、人がおこす火を表し、

未は乾いた土、季節は晩夏を表します。

そのため、丁未は「燥土の上で燃え続ける炎」

というイメージです。

 

丁未月のポイントは以下の通りです。

 

 

◆まっすぐ自分の信念は曲げない

 

丁未は、乾いた土の上で燃える火の様を表しますので、

長く燃え続けることができますが、激しく燃え盛るわけではありません。

 

薫煙(くんえん)の香火の異名の如く、見かけは穏やかで従順です。

それは、灰の中にある炭火のような存在です。

強い炎が出ていなくても、その内実はとても熱いものです。

一見すると、目立ちはしませんが、内に秘めた熱さがあります。

 

その熱さとは何か。

 

それは、人生における目的と希望です。

 

故に、今月は自分の夢や希望を見つめ直すのに向く月となります。

 

どのような環境・状況にあっても、心を冷めさず熱くあることです。

たとえ外見的には冷静に見えたとしても、

内なる情熱の炎は青白く、たんたんと燃え続けている、

そんなギャップは人としての魅力として現れることでしょう。

 

目的に向かう時の心は相当に強く、何処までも突き進んでいける月ですが、

失敗をした場合の反動もまた大きくなりますので、そこだけ注意が必要です。

 

しかし、成長には痛みが伴うもの。

 

一度決心したことは、達成するまで粘り強くやり抜くことがポイントとなります。

 

 

 

◆人を語らず、自分を語れ

 

今月は、ついつい自分よりも相手に意識が向きがちです。

 

それ自体にはなんの問題もないのですが、相手を語る時に、

とりわけ批判的なエネルギーが激しく出てしまうので注意が必要です。

 

相手のためによかれと思っての言葉がけであったとしても、

意図せずとも、相手を傷つけてしまいかねません。

 

自分が言いたい言葉ではなく、相手が望む言葉で表現することです。

 

特に、言葉にエネルギーが乗りやすい今月は、

人を語るのではなく、情熱を持って自分自身を語ってみてはいかがでしょうか。

 

前述の目的や希望を周囲の人と分かち合う。

どうせ言葉にエネルギーが乗りやすい月ならば、

思い切り夢を語ったら良いのです。

 

◆最後に勝てばよい

 

丁未は、激しくはありませんが、長く燃え続ける炎です。

 

出過ぎることなく、進み過ぎることなく、ほどほどを心がけるとよい時です。

 

はやる心を抑え、目先の勝利ではなく最後に勝つ意識で臨むことが大切です。

 

瞬間的な強力な力は発揮しませんが、その持続力の長さが武器となる月

目先の利益を追うのではなく、人生の目的を果たす道のりを歩む一歩一歩を踏みしめるように。

 

このような生き方をしていますと、他者に追い抜かれる体験もするでしょう。

 

自分がうまくいってない時、胃がキリキリと痛み、居ても立ってもいられず

不安でいたたまれなくなるでしょうが、焦りは禁物です。

 

あなた人生の目的はなんですか?

 

手段に振り回されてはいけません。

 

一時的な人生の途中の勝利ではなく、

一生をかけて掴みたい大きな勝利のために日々生きるのです。

 

大丈夫!人生における活躍の場は、とても幅が広いです。

 

大切なのは、あなたがしたいことは何なのか?です。

 

あなたの心の燃える炎は、なんでしょうか。

 

 

◆土用の丑

 

今月は夏の土用です。

 

丑の日は、7/23(土)と8/4(木)です。

 

鰻を食べて、滋養モリモリ!元気に夏を乗り切りましょう。

 

 

以上、丁未月のみで見たポイントです。

 

あなたにとって豊かな月になることを心より願っております。

 

個人の宿命によってテーマは変わりますが、

生き方・在り方の参考にして頂けたら嬉しいです。

 

長文読んで頂き、ありがとうございました。

 

感謝を込めて。

 

※掲載にあたってはお師匠様の許可を頂いているものです。

【セルフコーチング⑩】「存在」が先、「行為」が後

 

久しぶりのセルフコーチングについての投稿です。

 

帝王学で大事にしている教えのひとつとして、

「運は動より生ず。」という言葉があります。

 

運(=運命)は動いていれば、自ずと切り開かれていくもの、

という意味で使われています。

 

実際、お師匠様は、特に若い人に「まず動け!!」とアドバイスすることが多いように感じます。

 

あれ?と感じた方もいらっしゃるでしょう。

 

そうなんです。今日は、全く逆のことを言っているんです。

 

帝王学の教えと反することにならないか?

 

これが、どっこい、ならないのです。

 

言っていることの根っこでは繋がっているのだと思います。

 

いったい、どういうことなのでしょうか?

 

動いても動いても変わらない、という方や

家長であったり、部下をもつ管理職、教師、経営者といった

影響力のある人、守るべき相手がいる人にとっては、

『「存在」が先、「行為」が後。』の方がしっくりくると思います。

 

それでは、「存在」と「行為」の関係性をみていきましょう。

 

 

 

多くの人は、長い間、「何かをする」というレベルで問題を解決しようとしてきました。

 

それは、ある程度までは上手くいっていたように感じましたが、

 

どこかのラインでぴたっと成長や変化が止まってしまうやり方だったのです。

 

実は、真の進化・変化・成長は、つねに「何かをする」レベルではなく、

「どういう存在であるか」というレベルで起こっているからです。

 

そのことに無自覚・無意識であったにせよ、意識的であったにせよ

気付いている人だけが、成長し続け、時代の変化に対応し、進化していったのです。

 

あなたが経験する「行為」はあなたの「存在」から生じています。

あなたの「行為」があなたを「存在」に導いているのではないのです。

 

あなたが最初に「幸福」で在れば、「幸福」だから何かをすることになります。

「幸福」になりたいから、何かをするのではありません。

 

あなたが最初に「智恵」であれば、「賢い」から何かをすることになります。

「智恵」を獲得しようと、何かをするのではありません。

 

あなたが最初に「愛」であれば、「愛」だから何かをすることになります。

「愛」を獲得しようとして、何かをするのではありません。

 

あなたが、幸福、智恵、愛の存在になりたいと願うならば、

「行為」によって「そこ(存在)」に行き着くことはできませんが、

「そこ(存在)」に行き着けば、自ずと素晴らしい「行為」をします。

それが真実なのです。

 

 

例えば、あなたが「自由でありのままの自然体で、行動力のある人」

でありたいと思ったとしましょう。

 

その人はどんな雰囲気で、どんな服装で、どんな声で、どんな姿勢で、

どんなことを好み、どんな人たちと仲良くし、どんな物を食べていますか?

そして、口癖や、行動パターンがあるとしたら、それはどんなものでしょう?

その人は、一言で言うと、どんな人ですか?

 

 

その人は好奇心旺盛な子供のようなキラキラした瞳で、

白いTシャツにジーンズ姿。いつもリュックサックを背負ってる

←このリュックひとつで何処にでも旅に出ている。

希望に満ちあふれたイキイキした声で、姿勢はシャキっとしていて軽やかで身軽。

いろんな人とおしゃべりをするのが好きで人間好き、多種多様なお友達がいて、

世界各国の色々なお料理を楽しんでいる。

口癖は「やった!」「ラッキー!」「ちょうど良かった!」「運が良い!!」

行動パターンとしては、典型的な楽観主義者。

どんなに大変な状況・環境にあっても前述の口癖を言いながら解決してしまう。

(例えば、傘を持たずに、急などしゃぶりの雨にあっても

「ちょうど良かった!買いたかった本があるから、本屋さんで時間を潰そう!」

というように発想を転換させる。)

一言で言うと、「どんな逆境も乗り越える自然体の楽観主義者」のようなイメージでしょうか。

 

 

そのような人ならどんな「行為」をするでしょうか?

「どんな状況・環境に置かれても、仲間を見つけながら、自分なりに突破口を探し出し、前向きに楽しく行動する。」

 

そのような人が絶対にしない「行為」はなんでしょうか?

「人に媚びへつらう」「嫌いな事を我慢してやる」「制限・管理下に置かれた生活」「あきらめる事」

 

 

もうひとつ例をあげましょう。もし、あなたが「顧客にも部下にも誠実で真摯な賢いリーダー」

でありたいと思ったとしましょう。

 

その人はどんな雰囲気で、どんな服装で、どんな声で、どんな姿勢で、

どんなことを好み、どんな人たちと仲良くし、どんな物を食べていますか?

そして、口癖や、行動パターンがあるとしたら、それはどんなものでしょう?

その人は、一言で言うと、どんな人ですか?

 

その人は穏やかで真面目だけれどユーモア溢れる雰囲気で、

カジュアルなんだけどきっちりしたスーツ姿で、落ち着いた安定した優しい声で、

自然体でありのままだけど堂々としていて、多趣味でスポーツにも芸術にも興味があって、

誰とでも気楽にざっくばらんに会話を楽しみ、交流関係が幅広いけれど誰とでも分け隔てなく自然体に接していて、

好き嫌いなく何でも美味しいと食べるけれど、隠れた美食家でもあって。

口癖は「お客様は、どうしたいと言ってる?」「お前はどうしたい?」「何とかなる!大丈夫!大丈夫!」「○○さん、最近どうですか?」「みんな、元気か?」「必ず結果を出す!」「チームで達成しなきゃ意味がないんだ」と良く言っている。

 

一言で言うと、「私利私欲のない利他的な真摯で誠実な人」

 

そのような人ならどんな「行為」をするでしょう?

「常に部下とお客様のために尽くして、本質的なことの為なら例え上層部の意見に反しても提言することをいとわない。」

 

そのような人が絶対にやらない「行為」はなんでしょうか?

「上司の言いなりになること」「自分の出世の為に仕事をすること」「部下を犠牲にすること」「お客様をだますこと」

 

また、人生における様々な役割でどのような「存在」でありたいですか?

 

娘として、息子として、母として、父として、妻として、夫として、

部下として、上司として、経営者として、地域住民として、日本人として、地球人として。

 

どのような存在で在りたいでしょうか?

可愛い娘?優しい母?賢い夫?敏腕経営者?

 

自分がどういう「存在」で在りたいかをより具体的にイメージすると、

その存在として、自ずと「行為」が出てくるようになります。

 

 

ここで、注意する点があります。

例えば、「何でも問題解決できる賢い人」でありたいと思ったとしましょう。

これは、注意が必要です。問題解決するコンサルティングなら、良いのかもしれません。

 

なぜなら、「問題」は「問題を探している人」のところに集まってくるからです。

 

私の事例で恐縮ですが、まだ子供が未就学児だった頃、常に問題解決している知人と出会いました。

その方が言うには、「この子のこういうところが問題だ。解決しなきゃならない。」

「この子がこういうことをするのは、家庭に問題があるからだ。」

「食べ方が汚い。」「体力がない。」「自分で遊べない。」

「ほら、私の言ったとおりにすれば、こんなに良くなった!」と言った具合でした。

そして、その知人の周りは常に「問題」だらけになっていました。

 

何故そんな風になるかは、もう簡単に分かりますね。

「問題」は「問題探ししている人」のところに集まってくるからです。

 

 

そもそも善悪の区別のつかない小さな子供に「問題」などあるでしょうか?

 

今、体験や経験から「学び」中なのであって、ただ教えてあげれば良いだけのこと。

 

それは、新入社員や若手にも言えることかもしれません。

社会人としての立ち居振る舞いを学んでいる最中であって、問題ではなく

ただただ、「体験」中であるということを忘れてはいけません。

 

「問題」に対しては、「問題」が消えてしまうような「存在」になることです。

それは、実は至って簡単なんです。

 

「こうでなければならない、しなければならない、ことは何もない」と考えることです。

 

 

 

あと、もう一つ注意する点は「在りたい自分」を描くとき、

肯定文で表現するということです。

否定文で表現しないように気をつけてくださいね。

 

具体的には「嫌みで、暗い人ではありたくない」ではなく、

「好感のもてる明るい人でありたい」といった感じです。

 

 

大変長くなってしまい失礼致しました。本日はこの辺で。

 

 

長文読んでくださり、ありがとうございました。

 

※参考文献「神との対話③~宇宙になる 自分になる~」

 

感謝を込めて。

6月の動向(2022年6月6日~7月6日)

今月(6/6~7/6)は丙午月です。

 

火性で陽の十干「丙(へいか)」と、

火性で陽の十二支「午(うまび)」が

組み合わさった干支です。

 

丙は太陽・巨火を表し、

午は季節では真夏、方角では南を表します。

そのため、丙午は「真夏の灼熱の太陽」

というイメージです。

 

丙午月のポイントは以下の通りです。

 

◆脱・凡人のススメ

 

丙午は、激しく燃え盛る真夏の太陽を表します。

万物を照らし出す無尽蔵のエネルギーに満ち満ちています。

 

強運を味方につけ勢いを増し、大きく羽ばたく飛躍の月となります。

運が強くなるということは、上下の幅もでるのが世の常ですから、

アップダウンも激しくなるので注意が必要です。

 

今月の過ごし方のポイントは、平凡な安定を求めるのではなく、

自ら困難や苦難に飛び込み、己を錬磨する生き方をすることです。

 

特に月の初め、スタートダッシュをいかに切るかが、

全体における運勢の伸びに影響します。

 

今日から出し惜しみなしのフルアクセル・ノーブレーキがおすすめです。

 

有り余るエネルギーを如何に使っていくか、一般社会通念の枠をはるかに超え、

とことん破天荒に、余力を残さず、完全燃焼する月と心得てまいりましょう!

 

 

 

◆厳しくされ、厳しくする

 

丙午は、その圧倒的な火力が故に大きな影響力を発揮するのですが、

周りへの負担を考えた時に、火力の制御を急務とします。

 

火を弱めるのは水です。

水、すなわち智徳であり、習得本能です。

大いに学ぶ月として適しています。

座学でも体験学習でも、圧倒的な火力に相当する学びが必要になります。

質でも量でも構いません。

梅雨の長雨の時期に、とことん学びを追求してみるのはいかがでしょうか?

 

火を役立てるのは金です。

金は火でたたくことによって、刀や剣などの道具になるのです・

金、すなわち義徳であり、攻撃本能です。

攻撃本能の現在の解釈では大いに働くことです。

外に出て仕事を広げる営業やマーケティングでも、

内の中で会社を守る管理業務でも、

燃えさかる炎のごとく激しく仕事をする、そんな月にすると良いでしょう。

 

また、火の勢いを増していかないようにすることも大事になります。

 

火を盛んにするのは、木です。

木性が司る特に陰の部分、頑固さ、自己防衛、自我(エゴ)、

といったものを抑えていくことで吉になります。

 

誤解なきように、これらが悪いものでは決してありません。

自立や大成にいたるために必要なエネルギーでもあります。

 

とはいえ、今月、そのような木性の陰を出してしまうと、

自分が思っている以上に、相手に伝わってしまう、ということなのです。

 

頑固さ、自己防衛、自我(エゴ)が

自分が思っている以上に他者から見透かされているとしたら、どうでしょうか?

 

そのような要素が燃えさかり、普段以上に目立ってしまう今月。

自分を律して、自分がどのような影響力になっているか、常に意識したいものですね。

 

 

◆帝王としてあれ

 

丙午は、別名「中天の烈光」。

圧倒的な情熱とパワーで周囲の人の夢や希望を叶える帝王の星です。

 

その存在感、万人への表現・伝達といった意味から逃げ隠れはできません。

であるならば、正々堂々帝王学を地で生きるのみです。

帝王とは、気配り心配り業です。

守るべき人たち、家族、部下、周囲の人、友人等々、

いつも以上に思いやりの心で接してみましょう。

あなたのあたたかな気持ちが伝わりやすい月でもあります。

 

また、逆説的ではありますが、

帝王学の格言として、

「人の高みに登った者は孤独の罰を受ける」とあります。

 

丙午の今月、強運の代償として、

孤独を味わうことになるかもしれません。

 

逆に言うと、ふと孤独を感じたとき、あなたは

「凡人では到底辿り着けない高み」に登り始めたのかもしれません。

 

登ってしまったなら、その景色を楽しむことです。

多くの人が見ることができない景色です。

その位置から世界を見てみるのです。

孤独を代償に得た、凡人とは違う景色、世界です。

どうせなら、充分に楽しんで味わうのも悪くないものです。

 

 

以上、丙午月のみで見たポイントです。

 

 

個人の宿命によってテーマは変わりますが、

生き方・在り方の参考にして頂けたら嬉しいです。

 

長文読んで頂き、ありがとうございました。

 

感謝を込めて。

 

※掲載にあたってはお師匠様の許可を頂いているものです。

【コーチング事例①】比喩表現のダイナミックさ

 

クライアント様の許可を得て、個人情報の守秘義務を遵守し、

出来る範囲でコーチングの事例を紹介していきたいと思います。

 

一回目の今日は「比喩表現のダイナミックさ」です。

 

比喩表現、というとどんなことを思い出すでしょう?

短歌や俳句、ポエム(詩)などが浮かんでくるかもしれません。

 

実は、コーチングでは比喩表現を良く使います。

 

比喩表現を使うことで、現実から一歩引いて、

俯瞰して冷静に現実を見られる、といったメリットがあります。

 

そういったメリットがありながらも、

比喩表現は、コーチングが苦手という人の理由のひとつでもあります。

 

おそらく、現実離れしていて、

地に足が着いていないように感じるのかもしれません。

 

比喩表現を現実に落とす、というのは、

コーチングの大事なポイントでもあるわけです。

 

ここからは、実際のコーチングの流れを記載していきます。

 

クライアントは30代女性で数人のメンバーを持つ現場リーダーです。

最近、チームメンバーとの関係がうまくいっていない、というのがテーマです。

以下、ク)クライアント、コ)コーチである私、と表記します。

 

 

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コ)メンバーとうまくいっていないとは、具体的にはどんな状況ですか?

 

ク)なんか私だけが頑張っていて、振り返ったら誰も着いてきてないように感じる、というか、、、

 

コ)いつのまにか一人で進んでた、ような?

 

ク)そうですね。振り返ったら、随分遠く、後ろの方にメンバーがいた、

 という感じで、私もつい、イライラしてしまいます。

 

コ)イライラしてしまうと、何も言ったりしなくても、みんなが引いていく、

気付いたら○○さんだけが頑張っているという感じですか?

 

ク)いや、つい口も出していると思います。

 

コ)針でチクチク刺すように口を出してしまいますか?

 

ク)いや、もっと強いもの、刀とかナイフとか持っていそうです。

 

コ)その刀とかナイフをどんな風に使っていますか?

 

ク)たぶん、メンバーに向けている、というよりも、

  進んでいく道が荒れていて、雑草とかがすごく生えていて、

  それをかき分けるのに、必要な感じです。

 

コ)その雑草等の道をさえぎるものは何なんでしょう?

 

ク)組織のしがらみ、上司やお客様との交渉、前に進むための調整の類いでしょうか。

 

コ)そういったことと戦っていたんですね。刀をメンバーに向けていたわけではなくて。

 

ク)でも、きっと刀を持ってる、というだけで怖がられてると思うんですよね。

  だからといって、刀は捨てられない。戦う相手が多くて。どうしたら良いんだろう。

 

コ)メンバーとうまくいっているときもありましたよね?

  上手くいっているときは、今とどんな風に違いますか?

 

ク)まず、刀は持ってませんでした。

  もっと、優しいもの。お菓子とかパンとかが入ったカゴを持って、

  みんなに配っている感じです。

 

コ)配っているお菓子とかパンというのは何ですか?

 

ク)実際に、お疲れ様の気持ちを込めて、お菓子を差し入れしたりしてました。

  それだけじゃなくて、ねぎらいの言葉をかけたり、褒めたり、感謝を伝えたり、

  そんなことをしてる感じですね。

 

コ)刀の代わりにカゴを持つというのはどうですか?

 

ク)(しばらく考えてから)それは難しいです。戦わなきゃいけないから。

 

コ)刀は捨てられないんですね。両方持ったままでいるとどうなりますか?

 

ク)今、まさにそんな感じです!!私、こわい人になってますね!!

 

コ)どうしたいですか?

 

ク)刀は捨てたいけど、持ってないと不安だし、どうしましょう。

 

コ)なにか他の物に変えてみるというのはどうでしょうか?

 

ク)(しばらく考えてから)なんか、旗、というのが浮かんできました。

  バスガイドさんが持っているような。

 

コ)旗を持っていると、メンバーの反応はどんな風に違いますか?

 

ク)まず、こわくはないと思います。それから、着いていかなきゃ、って思いますね。

  時々、お菓子とかパンとかもらえて嬉しい。

 

コ)遠足みたいに楽しくなりましたね。

 

ク)遠足!!良いですね。でも、雑草はどうやって除去すれば良いのだろう。

 

コ)そもそも雑草って、刀を振り回すほどたくさん生えているんですか?

 

ク)以前よりは少なくなってますけど、進んでいくためにはかき分けないといけないな、と。

 

コ)旗ではできない?

 

ク)いや、雑草(しがらみ)をかき分けることも一部のメンバーとなら一緒にできるかもしれません。

  旗で、できると思います。

 

コ)旗でやる、というのは、具体的にはどういうことですか?

 

ク)旗は道しるべというか、ゴールを目指すための目印ですが、

  ときには指示もできるんです。スポーツの審判が持っているような。

  だから、雑草(しがらみ)をかき分けるのも、

周りの人に手伝ってもらうようお願いする、というのは出来ると思います。

 

コ)最初は一人でグングン進んでいたのが、随分変わりましたね。

 

ク)本当ですね。もっと周りに頼ればいいんですね!!遠足みたいに楽しみになってきました!

 

 

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比喩表現を使うことで、言いにくいことを表現しやすくなるのはもちろんですが、

思いもよらないような、解決の糸口がつかめることがあります。

 

そこに比喩表現のダイナミックさがあるわけです。

 

ポイントは、比喩表現を使ったあと、必ず現実に落としていくことです。

 

長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。

 

感謝を込めて

5月の動向(2022年5月5日~6月5日)

今月(5/5~6/5)は乙巳月です。

 

木性で陰の十干「乙(おつぼく)」と、

火性で陰の十二支「巳(みび)」が

組み合わさった干支です。

 

乙は草・花・蔦(ツタ)を表し、

巳は灯火、季節では初夏を表します。

そのため、乙巳は「華やかな初夏の草花」

というイメージです。

 

乙巳月のポイントは以下の通りです。

 

◆知性を磨く

 

乙巳は華やかに茂る草花ですが、

初夏の勢いある太陽の熱にさらされているため、

まずは何よりも水分が求められます。

 

陰陽五行で水と言えば知性です。

 

ここでの知性の磨き方としては、

座学としての机上の勉強でも、実際に体験する学習でも、

どちらも良しとしています。

 

自己研鑽として古典や専門分野の知識を習得し、

知的好奇心からの体験が利他に結びついた時、

必然的に周囲から高い評価を得ていきます。

 

実際に行動することは重要なポイントではありますが、

頑張り過ぎると健康を害し、長患いになる要素も含んでいます。

 

今月は、がむしゃらにやることが大事なのではなく、

何が本当に大切なことなのかを見極めることに重点をおきましょう。

 

 

 

◆プチ家出のススメ

 

ここでいう家出とは、反発・反抗から家を飛び出すということではなく、

安定した環境に満足せず、常に新しいことを追究することです。

 

動けば動くほどに運が開いていきますので、

旅行、それもなるべく遠いところに行くことが

とても良いとされています。

 

誤解なきようにお伝えしますと、

旅行に行かなければいけないのではなく、

大切なのは、自立とチャレンジ精神です。

 

コロナウィルスもまだまだ予断を許さない状況ではありますので、

旅行に行かずともできることはたくさんあります。

 

自分の世界にないものに触れ、自分の枠を広げていく。

 

まだ見ぬ出会いを求め、可能性に飛び込んでいく。

 

しなければいけないという不安や恐れからの行動ではなく、

したいこと、やりたい気持ちから行動するなら、

きっと素敵な出会いが待っていることでしょう。

 

 

 

◆置かれた場所で咲く

 

乙巳は、別名「倒挿の花」と呼ばれ、

他の樹木に身を任せて接木(つぎき)となり花を咲かせます。

 

それは、例えば女性が嫁いだ婿家に幸せをもたらす花になるかの如く、

自身がしっかり地に根を張り、独立していなくても、

他に頼りながら発展する様を表しています。

 

仕事においても、何かの大きな流れの中に入っていって、

その場所がどんな条件や環境であろうとも、

自分のできる精一杯で奉仕貢献することです。

 

選んだ道とはいえ、その険しさに動けなくなったとしても、

今日がどんなに辛く苦しい日になったとしても、

「今いる」ところで、笑って咲く花であろうとするのです。

 

涙でぐちゃぐちゃでも、不格好であっても、

その必死な姿こそ美しく、多くの人が感動するのだと思うのです。

 

元来が華やかな草花ですから、

中身としての生き様が美しくあれば、

存在するだけで輝きを放ち、大きな影響力を発揮することでしょう。

 

その過程には痛みや孤独を感じることもあるかもしれません。

すべてが美しさの糧となり、栄養や養分となるはずです。

 

美しさと逞しさを意識して、

「今いる」その場所で、ただただ在ることで、

凛とした一輪の花のごとく咲きほこりたいものですね。

 

 

 

以上、乙巳月のみで見たポイントです。

 

 

長文にお付き合い頂き、ありがとうございます。

 

 

個人の宿命によってテーマは変わりますが、

より良く生きる在り方の参考にして頂けたら嬉しく思います。

 

 

感謝を込めて

 

 

※掲載に関しましてはお師匠様の許可を得ているものです。