今月(12/7~1/5)は甲子(こうぼくのね)月です。
木性で陽の十干「甲(こうぼく)」と、
水性で陽の十二支「子(ねすい)」が
組み合わさった干支です。
甲は樹木を表し、
子は海や大河、季節では真冬を表します。
そのため、甲子は
「水の上に立っている木」
というイメージです。
甲子月のポイントは以下の通りです。
◆初心に戻る
六十ある干支の中で、一番最初になります。
世の中の混沌としたこと、理不尽・不条理なことを浄化し、
新しいものをスタート、またはリスタートするという月になります。
一般論として、良くも悪くも人はこれまでの人生体験から、
行動傾向や心のクセがでてしまいます。
望む結果につながっていない古い考えや習慣を見直し、
初心に戻る機会と捉えることがポイントです。
◆幸せは玉堂星(智徳)の世界にあり
玉堂星は智徳本能を表しており、学問・勉学を司っています。
幸せとは知的な者、教養を持つ者のみが感じることができるという、
陰陽五行論の格言があります。
同じ経験をしても、同じ景色を見ていても、
教養のある者とない者とではその感じ方が全く違ってきます。
過去の経験やたくさんの感動的なものに触れ、
感性を磨いていくことで幸せを感じることができます。
◆他者をサポートする
常に動き続けるような環境に身を置き、
我慢強くコツコツと努力する月です。
また、多忙となる年末年始ではありますが、
自分のことはいったん脇においてでも、
他者のためにサポートをしたり力を尽くすことで運が上がっていきます。
以上、甲子月のみで見たポイントです。
これらを心の何処かに置いて過ごしていただければ幸いです。
ぜひ意識されてみてください。