今月(1/6~2/3)は乙丑(おつぼくのうし)月です。
木性で陰の十干「おつ(おつぼく)」と、
土性で陰の十二支「うし(うしど)」が
組み合わさった干支です。
乙は草、蔦、蔓を表し、
丑は田畑、季節では晩冬を表します。
そのため、乙丑は
「雪の大地にたたずむ草」
というイメージです。
乙丑月のポイントは以下の通りです。
◆選択と継続
今月は、興味・関心の向くままあちこち手を出すのではなく、
1つに絞ってしっかりと深く探究していくことで吉となります。
また、短い期間で結果を出そうとすると苦しくなる傾向がありますので、
長く積み上げていく意識を持てるかどうかがポイントとなります。
自分の中の狭い考えに固執するのではなく、視野を広げ、
幅広い可能性を追求するとよいでしょう。
◆中庸を意識する
中庸とは、陰と陽のバランスが取れている状態です。
やりすぎず、やらなさすぎず、「適度な状態を保つ」。
今月は、自分にとっての適度な状態を探すのにとてもいい時期です。
陰陽五行論の教えとしては、中庸を探すには振り子でいうところの両極端を体験し、
その振り幅が大きければ大きいほど中庸を見極めることができ、
さらにその幅の大きさが魅力であると説いています。
頭で考えるだけではなく、枠を超えての行動を心がけてみるのもよいでしょう。
そうすることで、自分にとっての中庸を見いだせるかもしれません。
◆あたたかさを取り入れる
乙丑の別名「雪中の草」という名のとおり、
意識的にあたたかさを加えることで人生が進みやすくなります。
あたたかさとは、くよくよしないで物事を前向きに捉えていくことです。
想いをわかちあうこと、あわてずゆったり構えること、人を楽しませ自分も楽しむこ
となど、
何か一つでも取り入れてみてはいかがでしょうか。
◆土用丑の日
2019年冬の土用丑の日は、1月28日(月)です。
うなぎを食べて、我々にとっての新年に備えましょう♪
以上、乙丑月のみで見たポイントです。
これらを心の何処かに置いて過ごしていただければ幸いです。
ぜひ意識されてみてください。