5月の動向(2022年5月5日~6月5日)

今月(5/5~6/5)は乙巳月です。

 

木性で陰の十干「乙(おつぼく)」と、

火性で陰の十二支「巳(みび)」が

組み合わさった干支です。

 

乙は草・花・蔦(ツタ)を表し、

巳は灯火、季節では初夏を表します。

そのため、乙巳は「華やかな初夏の草花」

というイメージです。

 

乙巳月のポイントは以下の通りです。

 

◆知性を磨く

 

乙巳は華やかに茂る草花ですが、

初夏の勢いある太陽の熱にさらされているため、

まずは何よりも水分が求められます。

 

陰陽五行で水と言えば知性です。

 

ここでの知性の磨き方としては、

座学としての机上の勉強でも、実際に体験する学習でも、

どちらも良しとしています。

 

自己研鑽として古典や専門分野の知識を習得し、

知的好奇心からの体験が利他に結びついた時、

必然的に周囲から高い評価を得ていきます。

 

実際に行動することは重要なポイントではありますが、

頑張り過ぎると健康を害し、長患いになる要素も含んでいます。

 

今月は、がむしゃらにやることが大事なのではなく、

何が本当に大切なことなのかを見極めることに重点をおきましょう。

 

 

 

◆プチ家出のススメ

 

ここでいう家出とは、反発・反抗から家を飛び出すということではなく、

安定した環境に満足せず、常に新しいことを追究することです。

 

動けば動くほどに運が開いていきますので、

旅行、それもなるべく遠いところに行くことが

とても良いとされています。

 

誤解なきようにお伝えしますと、

旅行に行かなければいけないのではなく、

大切なのは、自立とチャレンジ精神です。

 

コロナウィルスもまだまだ予断を許さない状況ではありますので、

旅行に行かずともできることはたくさんあります。

 

自分の世界にないものに触れ、自分の枠を広げていく。

 

まだ見ぬ出会いを求め、可能性に飛び込んでいく。

 

しなければいけないという不安や恐れからの行動ではなく、

したいこと、やりたい気持ちから行動するなら、

きっと素敵な出会いが待っていることでしょう。

 

 

 

◆置かれた場所で咲く

 

乙巳は、別名「倒挿の花」と呼ばれ、

他の樹木に身を任せて接木(つぎき)となり花を咲かせます。

 

それは、例えば女性が嫁いだ婿家に幸せをもたらす花になるかの如く、

自身がしっかり地に根を張り、独立していなくても、

他に頼りながら発展する様を表しています。

 

仕事においても、何かの大きな流れの中に入っていって、

その場所がどんな条件や環境であろうとも、

自分のできる精一杯で奉仕貢献することです。

 

選んだ道とはいえ、その険しさに動けなくなったとしても、

今日がどんなに辛く苦しい日になったとしても、

「今いる」ところで、笑って咲く花であろうとするのです。

 

涙でぐちゃぐちゃでも、不格好であっても、

その必死な姿こそ美しく、多くの人が感動するのだと思うのです。

 

元来が華やかな草花ですから、

中身としての生き様が美しくあれば、

存在するだけで輝きを放ち、大きな影響力を発揮することでしょう。

 

その過程には痛みや孤独を感じることもあるかもしれません。

すべてが美しさの糧となり、栄養や養分となるはずです。

 

美しさと逞しさを意識して、

「今いる」その場所で、ただただ在ることで、

凛とした一輪の花のごとく咲きほこりたいものですね。

 

 

 

以上、乙巳月のみで見たポイントです。

 

 

長文にお付き合い頂き、ありがとうございます。

 

 

個人の宿命によってテーマは変わりますが、

より良く生きる在り方の参考にして頂けたら嬉しく思います。

 

 

感謝を込めて

 

 

※掲載に関しましてはお師匠様の許可を得ているものです。

2月の動向(2022年2月4日~3月4日)

 

今月(2/4~3/4)は壬寅月です。

2022年2月4日からスタートした今年も「壬寅」年です。

また、2月18日は「壬寅」日です。

物事の始まりと言われる「壬寅」がこれだけ集まるのは、

珍しく希有で貴重な必然と感じてしまいます。

 

さて、改めて、今月を見ていきます。

 

水性で陽の十干「壬(じんすい)」と、

木性で陽の十二支「寅(とらぼく)」が

組み合わさった干支です。

 

壬は大海、大湖を表し、

寅は初春を表します。

そのため、壬寅は「春の海」 というイメージです。

 

壬寅月のポイントは以下の通りです。

 

 

◆こだわりを捨て、新たなる出発を!

 

水性の陽である壬は大海であり、波は絶えず姿を変え、

二度と同じ姿を見ることはできません。

 

同じでありえないのは、海も仕事も人間も同様です。

万物に共通の不変的で絶対的な存在などありはしないのです。

 

過去の成功体験のこだわりを捨て、

今の自分の正しさを手放し、

自分の生きている領域、安全地帯を超えていくことです。

 

壬寅月は「夢」の月です。

見かけは穏やかに静かに見えていても

内なる情熱は燃え続け、

チャンスを虎視眈々と狙っている、

まさにジャングルの中の孤高な虎そのものなのです。

 

こだわりは捨てても、

挑戦と情熱は失われるわけではありません。

 

例え困難な状態にあったとして、自分を信じ続けること、

そのように積み上げていった本物の自信は、

やがて徐々に運気が開けていくきっかけになるでしょう。

 

◆物事の胎動、新しい出発点

 

壬寅は物事の胎動、新しい出発点の意味があります。

胎動とは、胎児が母体の中で動いている様です。

新しい物事が、内部で動き始め、

内部の動きが表面化し始める、そんな時期になるでしょう。

 

新しい何かが生まれる時には、苦しみや痛みが伴います。

ですが、その苦しみや痛みの向こうには、

大きな祝福や喜びが待っているのです。

 

そして、内部で動いているその存在は、

もしかして、まだまだ未熟かもしれません。

生まれたての赤ちゃんを真綿でくるむように、

新しい時代の変化の種を大切に丁寧に育てていきたいものです。

 

その為には、周囲との融和が重要になっていきます。

新しく生まれるその存在は、

あなた一人では抱えきれないかもしれません。

周りの人と協力して支え合って、

優しく大切に育てていく、そんな存在なのです。

 

 

◆謙虚に、綺麗に生きる!

 

壬は、まだ冷たさの残る濁水です。

壬寅月は本来、新芽を育む時期ですが、

濁り水では草木を育むことはできません。

 

水を適温にあたため、ろ過し純粋な水にする必要があります。

ここで大切なのは、焦らず急がず、手間を惜しむことなく、

徐々に適温にし、濁りを除去するのです。

 

実は、「壬寅」はパワーがある月です。

「思い」を「現実」にできる力を秘めています。

 

しかも、そのパワーは単独、一人で起こすことができる強さなのです。

 

だからこそ、注意したいのが

自分の「エゴ」や「傲慢さ」です。

 

パワーで成し得たものは、今まで築きあげてきたものを

破壊するエネルギーを持っています。

 

力が強いからといって、コツコツと積み上げてきた大切なものを

一瞬で壊してしまっては、本末転倒です。

 

だからこそ、焦らず急がず、手間を惜しむことなく、なのです。

 

その為には、まず自分の中にある「謙虚さ」を思い出しましょう。

自分の存在は「他」があるからこそ、だということを思い出し、

実直に丁寧に、コツコツと大切に育んでいくことから始めるのです。

 

以上、壬寅月のみで見たポイントです。

 

ご自身の天中殺や運気など、個人の宿命によってテーマは変わってきますが、

これらを心に置いてよりよい生き方・在り方の参考にして頂けますと幸いです。

 

長文お付き合い下さり、ありがとうございます。

 

感謝を込めて

 

※掲載にあたってはお師匠様の許可を頂いているものです。

1月の動向(2022年1月5日~2月3日)

今月(1/5~2/3)は辛丑月です。

 

金性で陰の十干「辛(しんきん)」と、

土性で陰の十二支「丑(うしど)」が

組み合わさった干支です。

辛は小石、宝石を表し、

丑は湿った土、季節では晩冬を表します。

そのため、辛丑は「冷たい湿土の上の宝石」というイメージです。

辛丑月のポイントは以下の通りです。

 

◆優しく温かで美しい言葉を選ぶこと

 

辛丑は、柔らかく湿った土の上にある宝石のため、

せっかくの宝石が埋もれてしまっている状態です。

 

季節や時間という概念で見る丑は、冬の午前2時~4時、

外は真っ暗で、とても寒いです。

 

これではせっかくの宝石の美しさが発揮されにくいので、

まずは、明るく、そしてあたたかさを意識することが重要になります。

 

陰陽五行でいう明るさ・あたたかさは火性。

火性が司るのは伝達本能ですから、

自分の想いをいかに分かち合うかがポイントになります。

 

どこかで借りてきた誰かの言葉ではなく自分の言葉で、

想いの丈をありのまま話す方がより火性を動かすことになります。

 

さらに、品格と知性も大事な観点です。

この二つを同時に満たすものの代表として、言葉づかいが挙げられます。

 

美しく優しい言葉を選び、ときにユーモアも交え、

周囲を明るく暖かくするように心がける、

これが辛丑の月で運気がアップする要素になります。

 

また、丑の歩みはとてもゆっくりです。

 

目の前の出来事に一喜一憂して振り回されることなく、結果にとらわれず、

ぬかるんだ道を堅実に、日々一歩一歩進んでいくこと。

 

一見、すぐには成果として表れない地味な努力の積み重ねであったとしても、

その美しい在り方が周囲の人に影響を与え人生の豊かさへ導いてくれるでしょう。

 

 

 

◆集団とひとりの時間にメリハリをつけること

 

仕事や学業といった公の場では、できるだけ単独では動かずに、

組織的に、あるいは集団で、仲間と一緒に活動すると良い月になります。

 

集団形成でとくに重要なポイントは

「目的意識を持った集団」であることです。

 

実は、常に目的意識を持ち続ける、というのは

簡単なようで、とても難しいことでもあります。

 

企業で言えば創業期、プロジェクトでいればスタート期というのは、

意識せずとも目的から大きくズレることはなかなか起きないものです。

 

ですが、時間を重ねて「慣れ」が生じて、個人的なエゴやしがらみが絡んでくると、

「目的」を見失ってしまうのは、どんな組織・集団でも、良くあることです。

 

これは誰の為にやっているのか?

目的の為に一番良いタイミングはいつ?

何のためにやっているのか?

目的のために、一番良いやり方は何なのか?

 

目的を見失わないためにも、

上記のような問いを常に意識しておくことが助けになるでしょう。

 

又、反対にプライベートでは

一人の時間を意識的に創り出すことが大切になります。

 

例えば、仕事や学業が終わったら、すぐに帰宅する。

懇親会は1次会だけで終えて、2次会、3次会と延長しない。

 

公では目的や役割を意識して、責任をもって遂行し、

目的が達成したら、キッパリと切り上げて、

1人で帰宅するといった姿勢でいることです。

 

組織や集団でいるときと1人でいるときのメリハリをつけることが

今月の運気をアップさせるポイントになります。

 

 

◆悪因縁を切り、善因縁は継続していくこと

 

辛丑は別名『胎恩の金』といい、

様々な矛盾や腐敗を鋭利な小刀で切り除くことで本質を浮き彫りにし、

高い品性と知性から世の中を切り開く役割があります。

辛には鋭利な刃物という意味合いがあるからです。

 

辛丑のこの時期を機に、悪因縁をその刃で切り捨てて、

美しい生き方を心掛けていくのは干支にあった生き方となります。

 

人だけでなく、不必要な古い慣例やしきたりなども切り落とし、

新たな価値創造に労力を注ぐことも改良方法となります。

 

気が満ちているこの時期に

現実的 な行動をしないと成果には繋がりません。

 

ただし、行動をする意識を持つ必要はありますが、

急いで成果を求めてはいけません。

 

丑は「湿った土」「泥濘(ぬかるみ)」といった意味があります。

成果、結果が出るのは随分と後になってから、という位の気持ちでいることです。

 

つまり今月は、泥濘の道を着実に踏みしめながら、

役割意識と他者と愛情をもった接し方を意識することがテーマなのです。

 

そしてなにより、これまでの全てにおける最重要ポイントは、

丑の歩みの「継続」にあります。

 

まさに「継続は力なり」なのです。

 

どんなに歩みが遅かろうとも(結果が出ないように感じても)

歩みを止めず、一歩一歩努力していくことが重要になっていきます。

 

古き悪しき慣習や付き合いを切り捨て、結果を急がず、

目の前の人に美しい言葉でお尽くしする。

そのようにして、コツコツと着実に善因縁を積み重ねて生きましょう。

 

 

以上、辛丑月のみで見たポイントです。

 

ご自身の天中殺や運気など、

個人の宿命によってテーマは変わってきますが、

これらを心に置いてよりよい生き方・在り方の参考にして頂けますと幸いです。

 

長文お付き合い下さり、ありがとうございます。

 

感謝を込めて

 

※掲載にあたってはお師匠様の許可を頂いております。

12月の運気(2021年12月7日~2022年1月4日)

今月(12/7~1/4)は庚子月です。

金性で陽の十干「庚(こうきん)」と、
水性で陽の十二支「子(ねすい)」が
組み合わさった干支です。

庚は鉄剛金、岩石、刀などを表し、
子は大海や広大な湖、季節は真冬を表します。

そのため、庚子は「水に沈まんとする岩石」というイメージです。

庚子月のポイントは以下の通りです。


◆今できる最大限をやり切る

今月は庚子月です。

庚が司る陽の攻撃本能と、十二支の最初である子との組み合わせから、
新たな革新を実行し、進めていく月であると読み解けます。

さらに、気が満たされ、成果を創り出しやすいチャンスの時期となります。

10月の戊戌月で得た変転変化の起点、11月の己亥月で新たなステージへの準備を経て、いよいよ大きく飛躍していく非常に重要な月です。

この2ヵ月で培ってきたものを、体験を、いよいよ世に打ち出す時が来たのです。

しかし、思うような変化や準備ができなかった人もいるかもしれません。
そういう方も、これまで何をしてきたかではなく、

「これから何をするか」に焦点を当てましょう。

いえ、これからですらなく、今この瞬間どう在りたいかが全てです。

今どんなレベルであったとしても、自分の枠を超えようとする姿は、
不格好であっても、非効率的であっても、他者にとってみては美しく感動するものです。

今月のテーマは、今までのものを継承・存続しながらも、
課題や罪・汚れを祓い浄めて、償うものは償い補うべきものは補い、
「必死の覚悟」で変革をして改めていくことです。

どうせやるなら庚らしく、我武者羅に無我夢中に自分の枠を超える覚悟で参りましょう。



◆時には肩を借りてみる

庚子月の開運のポイントは、休みなく激しく動くこと、働くことです。

何もしなければただ沈むのみで、世に出ること能(あた)わずとされています。

水の上の岩石という不安定な環境から、
必然的に安定や安住を求めたくなりますが、
安定や安住は、子(水)の上に留まることを意味しているので、
庚が水の中に沈んでしまい、運気が止まってしまいます。

まさに、「運は動より生ず」を体現するような月にすると良いでしょう。



前述の庚子月の開運ポイントに加え、以下列挙してみます。

・のんびりせずに走り続けること

・道なき道を切り開き、波乱の中で生きること

・まず行動して結果が出たら改善を繰り返すこと

・故郷を離れ、自己主張を強く打ち出し自信をもって生きること

・考え過ぎずに、とにかく動くこと

いかがでしょう?

いずれもその通りなのですが、どれもこれも厳しい道に感じるかもしれません。

道なき道を切り開くなんて聞こえはいいですが、
身体は傷だらけになりそうです。

考えるよりもまず行動すると、かなりの確率で失敗します。
故郷を離れるということは、親の力に頼らず自力で頑張るということです。

帝王学の原則にも、成長には痛みがともなうとありますが、
時に一人では抱えきれないほどの負担や痛みもくるものです。

つらくて苦しくてどうしようもない時、その様なときは誰かに助けを求めてもいいのです。
後先考えずに感情のまま、ありのままの自分を吐露して、甘えていいのです。

痛みを言葉にするだけで、不思議と軽くなるものです。
一所懸命に走り続けるなあなたが、やさしさで包まれますように。



◆他者の意見に心を傾ける

先月の己亥をステップとすれば、今月はジャンプの月です。

新たな価値基準を創造し、自分の在り方をシフトさせるのには
ベストの時期なのです。
そのためには他者の意見を謙虚に素直に受け入れていく必要があり、
そこに自分の理解は必要ないと言われています。

もしも理解しないと受け入れられないとしたら、
自分の価値基準が大きく広がっていくことの障壁でしかありません。

必要なことが必要なタイミングで人生に訪れてくるので、
それそのものに意味を見出してはいけないのです。

自分の固定観念や正しさを手放し、
自由な発想や思考をする意識を持つことで大きく飛躍していくでしょう。

以上、庚子月のみで見たポイントです。

ご自身の天中殺や運気など、個人の宿命によってテーマは変わってきますが、
これらを心に置いてよりよい生き方の参考にして頂けますと幸いです。

長文読んで下さり、本当にありがとうございます。

感謝を込めて。

※掲載にあたってはお師匠様の許可を頂ているものです。

11月の動向(2021年11月7日~12月6日)

今月(11/7~12/6)は己亥月です。
土性で陰の十干「己(きど)」と、
水性で陰の十二支「亥(いすい)」が
組み合わさった干支です。
己は田畑、大地を表し、亥は初冬の雨水、小川を表します。
そのため、己亥は「たっぷりと水を含んだ冬の田畑」というイメージです。

己亥月のポイントは以下の通りです。

◆自我を出さず主体的であれ

今月は己亥月です。

己は「おのれ」とも読み、漢字の由来から「自身」や「正しい姿の自分」
という意味があります。

一方、亥は子から始まる十二支の最後を司り、これまでのすべてを締めくくり、
新たな子(ね)の時代に向けての転換期、ステップアップの時期となります。

ただし、自我や自分の正しさに執着してしまうと、

己亥月の溢れんばかりのエネルギーを邪魔する事になるので注意が必要です。

自分の正しさを手放していけば、
先々の大きなステップアップが
望める月になると捉えることができます。

間違えてはいけないのは、
自我を出してはいけないからといって、
行動しなくてよいというわけではありません。

己亥月は、
積極的な挑戦、身体を動かす、想いを行動で表すことを吉とします。

その源泉が、自我であってはならないということです。

クリアなエネルギーで主体的にあれば、
自ずと地盤は固まることでしょう。


◆変転変化の月。ターニングポイントを見極める

己亥は、たっぷり水を含んだいわば水浸しの土なので、
変転変化が起こりやすい月となります。

時代の流れや自分の立場、物事の転換期を見極める意識を持つことが大切です。

今の自分の『こだわり』をなくし、

不安定の中で自由に生きることが運気の伸びにつながります。

常識に囚われることなく、自分の生き方に信念を持って貫くことで
運勢が開花していくのです。

自我を出さず、こだわりを持たず、ただ心に揺るがない信念を持つ。
ここがポイントとなります。

先月の戊戌月、今月の己亥月、来月の庚子月にかけて、
良くも悪くも異常な状態が起こりやすく、アップダウンが激しくなります。

今月は、ホップ・ステップ・ジャンプでいうところのステップの時期のため、
まさに転換期です。

俯瞰的にものごとの情勢を見極め、如何に丁寧に準備をして生きていくか、
過去の正しさを手放し、新たな価値創造に積極的に挑んでいきましょう。



◆人にやさしく

今月は、何も意識せず、何も動かず、ただそのままあるだけでは
日の目を見ることはないとされています。

では、どうしたらいいのか。

冬の水分たっぷりの田畑ですから、火性のあたたかさや伝達が必要なになります。さらに笑顔と明るさ、整理整頓、何より人へのやさしさを意識することで
運気が開いていきます。

大切なのは、他者から感謝される生き方をするということです。

人から好かれ、人が集まってきやすい時分となりますので、
寄り添う、協力する、助け合うことを仕事や実生活の中で体現することです。

しかしながら、今月は仕事もプライベートも苦労が多くなる質を所有してます。

自分の仕事がうまくいってない時に、人にやさしくできるでしょうか。理不尽な環境にあって心に余裕がない時に、感謝される存在でいられるでしょうか。

普通は、難しいはずです。

その一般的に難しいことを淡々とやってのける人が、この変転変化の波に乗り、チャンスを掴むことになるのです。


以上、己亥月のみで見たポイントです。



ご自身の天中殺や運気など、個人の宿命によってテーマは変わってきますが、
これらを心に置いてよりよい生き方・在り方の参考にして頂けますと幸いです。

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。

感謝を込めて。

 

※掲載にあたってはお師匠様の許可を頂いているものです。

10月の動向(2021年10月8日~11月6日)

今月(10/8~11/6)は戊戌(ぼどのいぬ)月です。

 

土性で陽の十干「戊(ぼど)」と、

土性で陽の十二支「戌(いぬど)」が

組み合わさった干支です。

 

戊は山、山岳などを表し、

戌は土を表し、季節は晩秋となります。

そのため、戊戌は「秋の山岳」というイメージです。

戊戌月のポイントは以下の通りです。

 

◆威風堂々として在る

 

戊戌は、天干・地支ともに土性となりますので、

悠々しく美しい山脈を形成し、富士山のように山裾の広い

美しく素晴らしい山となります。

 

山裾は安定として広がり、衆人を惹きつける魅力を放つ様から

雄峻(ゆうしゅん)の山と呼ばれます。

 

今月は、ご自身がその国を象徴する山であるかの如く、

何事にも動ぜず、どっしりとした存在感を示してまいりましょう。

 

土性は引力本能です。

 

山の高きは寄って来る土の質を選ばずと言います。

 

山が高いのは、土の質を選ばずに全て受け入れるから、

という意味ですが、いつも以上に多様性を受け入れ、

自分の正しさを手放す意識と行動が、

財と名誉を司る戊戌月の運気を上げるポイントとなります。

 

多様性を受け入れるということは良く耳にしますが、

異なる思想、人種、文化、価値観、性格、習慣、生活水準、趣味嗜好、

自分と真逆であったり、琴線に触れるものを受容するのは、

そうたやすいことではないように思います。

 

想定外の出来事が起こるでしょうし、

相応の痛みや葛藤を体験するかもしれません。

 

しかし、違いを間違いではないものとして受け入れた上で、

不動の姿勢で堂々としていることができたなら、

ステージが変わり、新しい価値が生まれ、器が広がり、

人としての魅力が増すのだと思います。

 

 

◆孤独をたしなむ

 

一途にやり抜く力が高まる時期となります。

自分で「こうと決めたこと」は、とことんまで追究することで吉です。

 

どんな困難・苦難に対しても 立ち向かえる強い意志とともに、

普段では考えつかないアイディアが湧いてきたり、

新たな価値を創造する機会に恵まれやすい時期となります。

 

大切なのは自分で決めることであり、他者が決めたことには反発が起こります。

一つの事に集中し、自分の決めたことをやり抜くことは素晴らしいのですが、

成功する時と失敗する時の差が 激しくなります。

ですが、それで良いのが今月です。

 

また、努力が周囲から理解されない孤独の囚人となる傾向となる月でもあります。

孤独は、さみしさや不安や恐れを想起させる反面、

自分で決めた道をひたすらに探究する環境としては最適であるとも言えます。

 

そしてここでも、周りに左右されない不動心がカギになってまいります。

 

理解されることを求めるのではなく、

自らひとりの時間をつくることがおすすめです。

今月は、組織や集団というよりも、独立独歩を心がけてください。

 

孤独の中にこそ、本当の豊かさがあります。

真摯に自分と向き合う時間を、意図的にとってみてはいかがでしょうか。

 

 

◆丁稚奉公、滅私奉公が吉となる

 

陽の土性は強い引力、そして財運を暗示しています。

地支は現実を意味しますので、

戊戌月は如何に人にお尽くしするかで運気が決まります。

 

他者に無償奉仕をしてこそ信頼を得ることができます。

結果的に無償で与えたもの以上の利益を、得ることができるようになるのです。

ベクトルを自分ではなく相手に向けることが大器としての在り方となります。

 

大器は、甘やかされる環境にいると大器とならず、

傲慢な人物として批判を受けて低迷して終わる人生となります。

 

逆に、厳しい環境に置かれると傲慢さを戒められ、

元来の大器としての資質が開花していくのです。

 

 

◆土用の丑

 

今月は秋の土用です!

丑の日は、10/20(水)と11/1(月)です。

パワーチャージして、寒い冬に備えましょう♪

 

以上、戊戌月のみで見たポイントです。

 

ご自身の天中殺や運気など、個人の宿命によってテーマは変わってきますが、

これらを心に置いてよりよい生き方,在り方の参考にして頂けますと幸いです。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 

感謝を込めて

 

※掲載にあたってはお師匠様の許可を頂いているものです。

9月の動向(2021年9月7日~10月7日)

今月(9/7~10/7)は丁酉月です。

 

火性で陰の十干「丁(ていか)」と、

金性で陰の十二支「酉(とりきん)」が

組み合わさった干支です。

 

丁はロウソク、灯火(ともしび)などの人工火を表し、

酉は金属・宝石、季節では仲秋を表します。

 

そのため、丁酉は「闇夜に輝光を放つ秋の灯火」というイメージです。

丁酉月のポイントは以下の通りです。

 

◆気高き炎で、物事の本質を照らす

 

丁酉は、別名瑠璃の燈光(るりのとうこう)と呼ばれ、

とても美しい名に感じますね。

 

蝋燭などの光の存在は、夜にこそ際立つものです。

昼間のロウソクが目立たないように、

今月は夕方から夜間において力を発揮しやすい月であるといえます。

 

また、気品と聡明さも表出される為、

暗闇の中に隠されていて見えない物事の本質を浮かび上がらせ、

その鋭く繊細な観点で答えを導き出す意識を持たれるとよいでしょう。

 

ロウソクの灯りは、昔は夜の照明として使われていましたので、

文学や文芸といった感性を刺激するものにも才覚が現れます。

 

知性溢れる教養は、その輝きにさらなる彩りを加えることでしょう。

 

 

◆新旧の融和と大革新

 

丁酉は、古来より注意すべき革命の時期の1つとされてきました。

 

大胆に、激しく、ドラスティックに変転変化を取り入れ、

新旧の融和を図ることがポイントです。

 

奇しくも9月は上半期最後の月。

 

これまでの何かに決着をつけ、翌月新しくスタートを切る準備の時期です。

 

その過程の中で、何らかの社会的な役割が与えられたとしたら、

素直に受け入れると運が開いていくことでしょう。

 

革新を体現することが、丁酉の輝きをさらに美しく増幅させ、

結果的に運命が動いていくことでしょう。

 

運は動より生ず。

 

動かずして革新なし。

 

これまでのものを壊したり、捨て去るのではなく、

新しいものとの融和を図ることで革新を起こせるチャンスの月になるでしょう。

 

 

◆火を絶やすことなかれ

 

丁は火性です。

 

火は燃料となる薪をくべ続けないと燃焼し続けることはできません。

 

つまり、炎が燃焼し続けるための努力を要するとなります。

 

ひたむきな努力を要しますが、

日々積み重ねることで大きく可能性が開いていきます。

 

なんのために生きているのか?

私の心の燃える炎は何か?

 

そこに意味があってもなくても、

私たちが今ここにいることだけは確かなことです。

 

与えられている環境がどうであっても、

求められていることをしっかりできないと、

夢や可能性の領域に足を踏み入れることができません。

 

もちろんそこに良い悪いはありません。

 

あなたにしか照らすことのできない一隅があります。

できることは、今この瞬間を全力で生きること。

目の前の相手に最大限の慈しみをもって接すること。

 

今月は、目の前の現状を受容れ、

常に自ら工夫と努力をする人の運気が開いていきます。

 

 

以上、丁酉月のみで見たポイントです。

 

 

ご自身の天中殺や運気など、

個人の宿命によってテーマは変わってきますが、

これらを心に置いてよりよい生き方・在り方の参考にしていただけますと幸いです。

 

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。

 

感謝を込めて

 

※掲載にあたってはお師匠様の許可を頂いているものです。

今月の動向(2021年8月7日~9月6日)

今月(8/7~9/6)は丙申月です。

 

火性で陽の十干「丙(へいか)」と、

金性で陽の十二支「申(さるきん)」が

組み合わさった干支です。

 

丙は太陽や大きな火を表し、

申は岩・鉄鉱石、季節は初秋、時間は夕方を表します。

 

そのため、丙申は「美しい景観を呈する初秋の太陽」

というイメージです。

 

丙申月のポイントは以下の通りです。

 

 

◆執着を手放す

 

 

丙申が織りなす自然現象は、崑崙(こんろん)の夕日と称され、

一説には中国三大美景と表されるほどの美しさです。

 

十二支である申は時間を表し、夕方16時~18時となります。

 

秋の夕方の太陽は、すべてをあたたかなオレンジ色に包みながらも、

これから沈んでいってしまうもの悲しさも漂います。

 

丙は火性伝達本能の陽、想いを伝えたいのに

今まさに沈まんとする状況に、

もっとこのままでいたい、といった執着が生まれます。

 

このことから、

今月は自分の正しさや価値観から執着が出やすくなりますが、

いかにこだわりを手放せるかが成功につながるカギとなります。

 

崑崙の夕日に恥じぬ聡明さと美しさを体現することが、

運気の上昇に結びついていくでしょう。

 

 

◆無償の愛を体現し発信し、自らも全力で楽しむ

 

丙申月で意識したいポイントとして3つあげるとしたら

・遊び心をもって多くの人に向けて情報発信すること

・とにかく動く行動力と一所懸命さ

・見返りを求めず万人への愛情奉仕(スモールプレゼントなど)

といったものを行動指針にしていただけたらと思います。

 

これらを一言でまとめたものが、

標題の「無償の愛を体現し発信し、自らも全力で楽しむ」となります。

 

全ての要素をしなければいけないのではなく、

直観に従って意識するポイントを選んでもOKです。

 

前述の執着を手放した上で、上記のいずれかでも意識できたら、

運気を味方にできることと思います。

 

 

◆精神世界を楽しむ

 

 

丙申月は、感性が鋭く強く現れるため、直観力が働きます。

 

精神的に純度の高い質となるので、文学・詩・絵などに親しむと

空想力が磨かれ、感性も研ぎ澄まされていくのでオススメです。

 

精神世界において無から有を生み出すことのできる才能が輝くため、

一見突拍子もないものや、奇妙なものに思えるアイディアであっても、

ビジネスに結びつけ、成功に導くことができます。

 

反面、どこか現実世界から逃げ出したくなりつつも逃げきれず、

そのことが複雑な思いや苦しみとなるかもしれません。

 

思考が複雑になること自体は決して悪いことではないのですが、

行動はいたってシンプルにしていくことが、ポイントになります。

 

肉体的な現実世界を逞しく生きるというよりは、

過去の偉人や歴史を辿り、未来に思いを巡らせ、

ロマンチックに夢想にふける、

そんなゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

 

以上、丙申月のみで見たポイントです。

 

 

ご自身の天中殺や運気など、

個人の宿命によってテーマは変わってきますが、

これらを心に置いてよりよい生き方・在り方の参考にして頂けますと幸いです。

 

長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

 

感謝を込めて

 

※掲載にあたってはお師匠様の許可を頂いております。

今月の動向(2021年7月7日~8月6日)

今月(7/7~8/6)は乙未月です。

木性で陰の十干「乙(おつぼく)」と
土性で陰の十二支「未(ひつじど)」が
組み合わさった干支です。

乙は草・花・蔦などを表し、
未は乾いた土、季節は夏を表します。
そのため、乙未は「夏の乾いた土に繁茂する草花」
というイメージです。

乙未月のポイントは以下の通りです。

◆日々に知性の潤いを

乙未月で、まず何よりも大切になるのは、水性(智徳本能)を取り入れることです。

晩夏の熱気にさらされた乾いた土に茂る草花に必要なものは、
太陽の光でも肥料でもなく、渇きを潤す水分であることは誰もが承知されることと思います。

さらに、強い直射日光を遮り影をつくってくれる大樹はとても有り難い存在です。

大樹は五徳本能でみると、木性で守備本能です。木は一本立ちする姿から1人で守るという意味があります。

自立、独立、独り立ち、というような意味合いでしょうか。

 

今月は、とにかく知性を磨き、知識を習得し、
自らの知の泉を豊かに満たしていくこと、それも大勢で勉学に励むのではなく、

1人で独学で熱心に集中的に勉強することが、運気を開く最大のポイントとなります。

また、この季節、まだまだ梅雨が続いております。

雨の日は強制的に水性が動きますから、実はラッキーデイになるんです。

雨が嫌いな人も、勉強が嫌いな人も、例えばそんな捉え方をしてみると、
目に映る世界が変わって見えるかもしれませんね。

◆仰げば貴師(とうとし)

皆様は、心に師と仰ぐ人がどのくらいいらっしゃいますでしょうか。

師弟関係において、通常弟子の在り方としては常に受け身となります。

今月はまさに、この「受け身の在り方」が運気を上昇させてくれます。

であるならば、師の教えにはいつも以上に従順に、
また心からの感謝の念を抱き、心に宿し生活するとよいでしょう。

ただし、乙未月にあって火性多過(伝達本能)は厳禁ですから、
知性を欠いたむやみな伝達は控えめにしなければなりません。

現実的にも精神的にも自身の支えとなってくれる師の存在は、
知識や技術や生き方在り方を教えてくれるのはもちろんですが、
究極的には弟子たちを守ってくれている存在なののだと感じています。

時には熱さを遮る影として、時には渇きに潤いをもたらす水として、
持てる知見のすべてを命を削って、守り導いてくれる存在を、
師と呼ぶのではないでしょうか。

いつかは自らもそのような存在になりたいものです。

◆It’s a wonderful world

改めて乙未を紐解いてみると、
乙は「草木の曲がりくねった」という意味の象形文字です。

新しい改革創造の気は満たされつつあるが、まだまだ外の抵抗が強い状態です。

しかし、如何なる抵抗があっても、どんな紆余曲折を経ても、
改革創造を進めていく時期であることには変わりがないので、
あらゆる困難にもひるまずに前進することで、必ず上昇する月となります。

また、未の文字は、一と木が組み合わさって出来ています。

枝葉が上層部に繁茂すると、その下は暗くなってしまいますから、
未の上層部になる一を切り落とすことで立派な木になります。

ここから見えてくることは、未は暗くしてはいけないことを教えてくれているのです。

未という字は、未完成の未という文字でもあります。

木の上に一本の枝が伸びているので、切り取って見事な木にすることで、
あらゆる可能性が広がっていくと見ることができます。

繁茂した枝葉末節を払い落とし、生々たる生命を進展させ、無限の可能性を開いていく。

最初から結論ありきではなく、
いろいろな可能性を構築することを心がけるといいでしょう。

そのためにも数多くの人々との交流を深めることが大事です。

人脈を広げた人が、大きく運気を開いていくきっかけの月になるでしょう。

◆土用の丑

今月は夏の土用ですね!
丑の日は、7/28(水)です。
美味しいうなぎを食べて、次の季節に備えましょう♪

以上、乙未月のみで見たポイントです。

ご自身の天中殺や運気など、
個人の宿命によってテーマは変わってきますが、
これらを心に置いてよりよい在り方の参考にしていただけますと幸いです。

長文、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

感謝を込めて.

※掲載にあたってはお師匠様の許可を頂いております。

今月の動向(2021年6月5日~7月6日)

今月(6/5~7/6)は甲午月です。

 

木性で陽の十干「甲(こうぼく)」と、

火性で陽の十二支「午(うまび)」が

組み合わさった干支です。

 

甲は大木、樹木を表し、

午は太陽や巨火、季節では真夏を表します。

そのため、甲午は「熱せられた真夏の樹木」

というイメージです。

 

甲午月のポイントは以下の通りです。

 

 

◆無限の可能性への出発点

 

「甲」は十干のスタートを司り、

「草木の芽が殻を破って頭を出した象形文字」であり、

「旧体制が破れて革新が始まる」という意味になります。

 

一方「午」は、南方、陽の火性で季節は真夏です。

また、午には「逆らう」という意味もあり、

陽の気が下から突き上げて表に出ようとしている姿を現わしています。

 

これらのことから、甲午月は、今までの常識を打ち破って、

革新的な動きを意識することがポイントとなります。

 

硬い殻を破って、

エネルギーが大地から一気に天に向かって噴き出すような、

これまでの古い捉え方を捨て、新しい価値を創造していく月、

と意識すると良いでしょう。

 

しかも、かなり激しい変化になりそうです。

 

今までのスタンダードが終息を迎え、

長く続いたことはピークが過ぎ、衰退し始める傾向が強く出てきます。

それに代わった新たな価値観が台頭していくようになります。

この流れにビジネスモデルも個人の生き方も合わせていく必要があります。

 

世の中を見た時、今、まさに時代が変わろうとしています。

いえ、すでに大きく変わってしまったという方が適切かもしれません。

 

甲午には、福徳倍加といって財運が潜在していますので、

恐れず流れに身を委ね、他者にお尽くしすることで運気の上昇となります。

自分の利益やエゴを手放し、自分を他者に対して使うこと、

より多くの人にお尽くしすることで、福徳倍加が開花します。

 

それが、「世の中にまだない価値を生み出していく」ということであれば、

さらに甲午のエネルギーを活かしていくことができるでしょう。

 

 

◆他者のために尽くすことで運気があがる月

 

今月は、とにかく他者にお尽くしすることで、運気があがります。

しかしながら、同時にパートナーや身近な人たちとの間で反目反発が起こりやすい、

という矛盾もあり、注意が必要になります。

 

反目反発とは、立場の違い、見てる世界の相違、多様な価値基準、

といったものがきっかけとなり、

すれ違いや分かり合えない結果を生み出してしまいます。

たとえ目的が一緒だったとしても。

 

ここで大切にしたいことは、格差をつけたり、

差別区別をしない視点・感覚を持つことです。

 

自分を守らなければ、という守備本能が働くと、

つい敵か味方かに分けたくなります。

自分の考えが正しい、と固執してしまうと、

つい違った意見に対して、間違っている、と感じてしまうものです。

 

まずは、自分の「正しさ」を手放して、

自分の世界の中での「善悪」をも手放すことです。

 

一言で「手放す」と言っても、

それは、なかなか難しいことのように感じるかもしれません。

 

ですが、自分の正しさや善悪の価値判断を手放してみると、

周囲の人に対してだけでなく、自分に対しても寛容寛大になれるものです。

 

思わず反目してしまっていた相手のことが

今までとは違って見えてきたり、

今まで許せなかった自分の一部分に寛容になり、

新たな物事の見方・感じ方ができるようになるかもしれません。

 

そのようにして、規定の枠を壊し、

新たな可能性を見ることができるようになるのです。

 

世界平和は家庭平和から。

家庭平和は自身の心の平和からなのです。

 

◆知識、見識、胆識

 

前述でも触れましたが、甲午は「熱せられた真夏の樹木」です。

真夏の樹木に必要不可欠なものといえば、「水」です。

しかも、熱せられた真夏ですから、その「水」は

やはり、真夏のスコールのような雨であると理想的なのです。

 

この学問で「水」は知徳本能を指します。

つまり、学問、勉強です。

 

大人になってからの学問とはどんなものでしょう。

帝王学では現実社会を生きていくために、

「知識、見識、胆識の」三識の大切さを説いています。

 

「知識」とは、それぞれが生業としている分野の専門知識に加えて、

政治と経済の知識のことを言います。

 

そして、心の次元を高めるための「知恵」も含まれます。

知恵とは「恵まれしを知る」事です。

すなわち「自分の足元にある、恵まれている事に気づく」事です。

身近にある宝の存在に気づく事、それこそが知恵なのです。

 

奇抜なアイデアや企画だけではどうしようもなく、

自分の足元に既にあった貴重な宝に気づき、実際に活用することで、

活かされるのです。

 

「見識」とは、物事の本質を見通す優れた判断力のことです。

複雑に入り組んだ現実社会の問題を解決するためには、

必要不可欠なものです。

 

それぞれの人生体験を通して得た知識と知恵が、

その人の人格、品性を通して「見識」となり、直感が冴えるようになります。

 

「胆識」とは、ものごとを実行するうえでいかに腹が据わっているか、

度胸が据わっているかです。まさに、「肝が据わる」という感じです。

 

 

これら三識を含めた人類の叡智を、いかに他者のために使うのか?

他者に尽くしてこその「甲午」ですから、

水(学)を得たら、周囲にその恵みを流すことで運気がますます上がっていきます。

 

 

以上、甲午月のみで見たポイントです。

 

ご自身の天中殺や運気など、

個人の宿命によってテーマは変わってきますが、

これらを心に置いてよりよい在り方の参考にして頂けますと幸いです。

 

長文お付き合い下さり、ありがとうございます。

 

感謝を込めて

 

※掲載にあたっては、お師匠様の許可を得ているものです。