今月の動向(2021年8月7日~9月6日)

今月(8/7~9/6)は丙申月です。

 

火性で陽の十干「丙(へいか)」と、

金性で陽の十二支「申(さるきん)」が

組み合わさった干支です。

 

丙は太陽や大きな火を表し、

申は岩・鉄鉱石、季節は初秋、時間は夕方を表します。

 

そのため、丙申は「美しい景観を呈する初秋の太陽」

というイメージです。

 

丙申月のポイントは以下の通りです。

 

 

◆執着を手放す

 

 

丙申が織りなす自然現象は、崑崙(こんろん)の夕日と称され、

一説には中国三大美景と表されるほどの美しさです。

 

十二支である申は時間を表し、夕方16時~18時となります。

 

秋の夕方の太陽は、すべてをあたたかなオレンジ色に包みながらも、

これから沈んでいってしまうもの悲しさも漂います。

 

丙は火性伝達本能の陽、想いを伝えたいのに

今まさに沈まんとする状況に、

もっとこのままでいたい、といった執着が生まれます。

 

このことから、

今月は自分の正しさや価値観から執着が出やすくなりますが、

いかにこだわりを手放せるかが成功につながるカギとなります。

 

崑崙の夕日に恥じぬ聡明さと美しさを体現することが、

運気の上昇に結びついていくでしょう。

 

 

◆無償の愛を体現し発信し、自らも全力で楽しむ

 

丙申月で意識したいポイントとして3つあげるとしたら

・遊び心をもって多くの人に向けて情報発信すること

・とにかく動く行動力と一所懸命さ

・見返りを求めず万人への愛情奉仕(スモールプレゼントなど)

といったものを行動指針にしていただけたらと思います。

 

これらを一言でまとめたものが、

標題の「無償の愛を体現し発信し、自らも全力で楽しむ」となります。

 

全ての要素をしなければいけないのではなく、

直観に従って意識するポイントを選んでもOKです。

 

前述の執着を手放した上で、上記のいずれかでも意識できたら、

運気を味方にできることと思います。

 

 

◆精神世界を楽しむ

 

 

丙申月は、感性が鋭く強く現れるため、直観力が働きます。

 

精神的に純度の高い質となるので、文学・詩・絵などに親しむと

空想力が磨かれ、感性も研ぎ澄まされていくのでオススメです。

 

精神世界において無から有を生み出すことのできる才能が輝くため、

一見突拍子もないものや、奇妙なものに思えるアイディアであっても、

ビジネスに結びつけ、成功に導くことができます。

 

反面、どこか現実世界から逃げ出したくなりつつも逃げきれず、

そのことが複雑な思いや苦しみとなるかもしれません。

 

思考が複雑になること自体は決して悪いことではないのですが、

行動はいたってシンプルにしていくことが、ポイントになります。

 

肉体的な現実世界を逞しく生きるというよりは、

過去の偉人や歴史を辿り、未来に思いを巡らせ、

ロマンチックに夢想にふける、

そんなゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

 

以上、丙申月のみで見たポイントです。

 

 

ご自身の天中殺や運気など、

個人の宿命によってテーマは変わってきますが、

これらを心に置いてよりよい生き方・在り方の参考にして頂けますと幸いです。

 

長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

 

感謝を込めて

 

※掲載にあたってはお師匠様の許可を頂いております。

今月の動向(2021年7月7日~8月6日)

今月(7/7~8/6)は乙未月です。

木性で陰の十干「乙(おつぼく)」と
土性で陰の十二支「未(ひつじど)」が
組み合わさった干支です。

乙は草・花・蔦などを表し、
未は乾いた土、季節は夏を表します。
そのため、乙未は「夏の乾いた土に繁茂する草花」
というイメージです。

乙未月のポイントは以下の通りです。

◆日々に知性の潤いを

乙未月で、まず何よりも大切になるのは、水性(智徳本能)を取り入れることです。

晩夏の熱気にさらされた乾いた土に茂る草花に必要なものは、
太陽の光でも肥料でもなく、渇きを潤す水分であることは誰もが承知されることと思います。

さらに、強い直射日光を遮り影をつくってくれる大樹はとても有り難い存在です。

大樹は五徳本能でみると、木性で守備本能です。木は一本立ちする姿から1人で守るという意味があります。

自立、独立、独り立ち、というような意味合いでしょうか。

 

今月は、とにかく知性を磨き、知識を習得し、
自らの知の泉を豊かに満たしていくこと、それも大勢で勉学に励むのではなく、

1人で独学で熱心に集中的に勉強することが、運気を開く最大のポイントとなります。

また、この季節、まだまだ梅雨が続いております。

雨の日は強制的に水性が動きますから、実はラッキーデイになるんです。

雨が嫌いな人も、勉強が嫌いな人も、例えばそんな捉え方をしてみると、
目に映る世界が変わって見えるかもしれませんね。

◆仰げば貴師(とうとし)

皆様は、心に師と仰ぐ人がどのくらいいらっしゃいますでしょうか。

師弟関係において、通常弟子の在り方としては常に受け身となります。

今月はまさに、この「受け身の在り方」が運気を上昇させてくれます。

であるならば、師の教えにはいつも以上に従順に、
また心からの感謝の念を抱き、心に宿し生活するとよいでしょう。

ただし、乙未月にあって火性多過(伝達本能)は厳禁ですから、
知性を欠いたむやみな伝達は控えめにしなければなりません。

現実的にも精神的にも自身の支えとなってくれる師の存在は、
知識や技術や生き方在り方を教えてくれるのはもちろんですが、
究極的には弟子たちを守ってくれている存在なののだと感じています。

時には熱さを遮る影として、時には渇きに潤いをもたらす水として、
持てる知見のすべてを命を削って、守り導いてくれる存在を、
師と呼ぶのではないでしょうか。

いつかは自らもそのような存在になりたいものです。

◆It’s a wonderful world

改めて乙未を紐解いてみると、
乙は「草木の曲がりくねった」という意味の象形文字です。

新しい改革創造の気は満たされつつあるが、まだまだ外の抵抗が強い状態です。

しかし、如何なる抵抗があっても、どんな紆余曲折を経ても、
改革創造を進めていく時期であることには変わりがないので、
あらゆる困難にもひるまずに前進することで、必ず上昇する月となります。

また、未の文字は、一と木が組み合わさって出来ています。

枝葉が上層部に繁茂すると、その下は暗くなってしまいますから、
未の上層部になる一を切り落とすことで立派な木になります。

ここから見えてくることは、未は暗くしてはいけないことを教えてくれているのです。

未という字は、未完成の未という文字でもあります。

木の上に一本の枝が伸びているので、切り取って見事な木にすることで、
あらゆる可能性が広がっていくと見ることができます。

繁茂した枝葉末節を払い落とし、生々たる生命を進展させ、無限の可能性を開いていく。

最初から結論ありきではなく、
いろいろな可能性を構築することを心がけるといいでしょう。

そのためにも数多くの人々との交流を深めることが大事です。

人脈を広げた人が、大きく運気を開いていくきっかけの月になるでしょう。

◆土用の丑

今月は夏の土用ですね!
丑の日は、7/28(水)です。
美味しいうなぎを食べて、次の季節に備えましょう♪

以上、乙未月のみで見たポイントです。

ご自身の天中殺や運気など、
個人の宿命によってテーマは変わってきますが、
これらを心に置いてよりよい在り方の参考にしていただけますと幸いです。

長文、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

感謝を込めて.

※掲載にあたってはお師匠様の許可を頂いております。

今月の動向(2021年6月5日~7月6日)

今月(6/5~7/6)は甲午月です。

 

木性で陽の十干「甲(こうぼく)」と、

火性で陽の十二支「午(うまび)」が

組み合わさった干支です。

 

甲は大木、樹木を表し、

午は太陽や巨火、季節では真夏を表します。

そのため、甲午は「熱せられた真夏の樹木」

というイメージです。

 

甲午月のポイントは以下の通りです。

 

 

◆無限の可能性への出発点

 

「甲」は十干のスタートを司り、

「草木の芽が殻を破って頭を出した象形文字」であり、

「旧体制が破れて革新が始まる」という意味になります。

 

一方「午」は、南方、陽の火性で季節は真夏です。

また、午には「逆らう」という意味もあり、

陽の気が下から突き上げて表に出ようとしている姿を現わしています。

 

これらのことから、甲午月は、今までの常識を打ち破って、

革新的な動きを意識することがポイントとなります。

 

硬い殻を破って、

エネルギーが大地から一気に天に向かって噴き出すような、

これまでの古い捉え方を捨て、新しい価値を創造していく月、

と意識すると良いでしょう。

 

しかも、かなり激しい変化になりそうです。

 

今までのスタンダードが終息を迎え、

長く続いたことはピークが過ぎ、衰退し始める傾向が強く出てきます。

それに代わった新たな価値観が台頭していくようになります。

この流れにビジネスモデルも個人の生き方も合わせていく必要があります。

 

世の中を見た時、今、まさに時代が変わろうとしています。

いえ、すでに大きく変わってしまったという方が適切かもしれません。

 

甲午には、福徳倍加といって財運が潜在していますので、

恐れず流れに身を委ね、他者にお尽くしすることで運気の上昇となります。

自分の利益やエゴを手放し、自分を他者に対して使うこと、

より多くの人にお尽くしすることで、福徳倍加が開花します。

 

それが、「世の中にまだない価値を生み出していく」ということであれば、

さらに甲午のエネルギーを活かしていくことができるでしょう。

 

 

◆他者のために尽くすことで運気があがる月

 

今月は、とにかく他者にお尽くしすることで、運気があがります。

しかしながら、同時にパートナーや身近な人たちとの間で反目反発が起こりやすい、

という矛盾もあり、注意が必要になります。

 

反目反発とは、立場の違い、見てる世界の相違、多様な価値基準、

といったものがきっかけとなり、

すれ違いや分かり合えない結果を生み出してしまいます。

たとえ目的が一緒だったとしても。

 

ここで大切にしたいことは、格差をつけたり、

差別区別をしない視点・感覚を持つことです。

 

自分を守らなければ、という守備本能が働くと、

つい敵か味方かに分けたくなります。

自分の考えが正しい、と固執してしまうと、

つい違った意見に対して、間違っている、と感じてしまうものです。

 

まずは、自分の「正しさ」を手放して、

自分の世界の中での「善悪」をも手放すことです。

 

一言で「手放す」と言っても、

それは、なかなか難しいことのように感じるかもしれません。

 

ですが、自分の正しさや善悪の価値判断を手放してみると、

周囲の人に対してだけでなく、自分に対しても寛容寛大になれるものです。

 

思わず反目してしまっていた相手のことが

今までとは違って見えてきたり、

今まで許せなかった自分の一部分に寛容になり、

新たな物事の見方・感じ方ができるようになるかもしれません。

 

そのようにして、規定の枠を壊し、

新たな可能性を見ることができるようになるのです。

 

世界平和は家庭平和から。

家庭平和は自身の心の平和からなのです。

 

◆知識、見識、胆識

 

前述でも触れましたが、甲午は「熱せられた真夏の樹木」です。

真夏の樹木に必要不可欠なものといえば、「水」です。

しかも、熱せられた真夏ですから、その「水」は

やはり、真夏のスコールのような雨であると理想的なのです。

 

この学問で「水」は知徳本能を指します。

つまり、学問、勉強です。

 

大人になってからの学問とはどんなものでしょう。

帝王学では現実社会を生きていくために、

「知識、見識、胆識の」三識の大切さを説いています。

 

「知識」とは、それぞれが生業としている分野の専門知識に加えて、

政治と経済の知識のことを言います。

 

そして、心の次元を高めるための「知恵」も含まれます。

知恵とは「恵まれしを知る」事です。

すなわち「自分の足元にある、恵まれている事に気づく」事です。

身近にある宝の存在に気づく事、それこそが知恵なのです。

 

奇抜なアイデアや企画だけではどうしようもなく、

自分の足元に既にあった貴重な宝に気づき、実際に活用することで、

活かされるのです。

 

「見識」とは、物事の本質を見通す優れた判断力のことです。

複雑に入り組んだ現実社会の問題を解決するためには、

必要不可欠なものです。

 

それぞれの人生体験を通して得た知識と知恵が、

その人の人格、品性を通して「見識」となり、直感が冴えるようになります。

 

「胆識」とは、ものごとを実行するうえでいかに腹が据わっているか、

度胸が据わっているかです。まさに、「肝が据わる」という感じです。

 

 

これら三識を含めた人類の叡智を、いかに他者のために使うのか?

他者に尽くしてこその「甲午」ですから、

水(学)を得たら、周囲にその恵みを流すことで運気がますます上がっていきます。

 

 

以上、甲午月のみで見たポイントです。

 

ご自身の天中殺や運気など、

個人の宿命によってテーマは変わってきますが、

これらを心に置いてよりよい在り方の参考にして頂けますと幸いです。

 

長文お付き合い下さり、ありがとうございます。

 

感謝を込めて

 

※掲載にあたっては、お師匠様の許可を得ているものです。

 

今月の動向(2021年5月5日~6月4日)

今月(5/5~6/4)は癸巳(きすいのみ)月です。

 

水性で陰の十干「癸(きすい)」と

火性で陰の十二支「巳(みび)」が

組み合わさった干支です。

 

癸は 雨、露、小川、真水を表し、

巳は灯火、季節では初夏を表します。

 

そのため、癸巳は「長く清らかな初夏の小川」

というイメージです。

 

 

癸巳月のポイントは以下の通りです。

 

 

◆見えないものを見ようとする

 

癸巳月は、水と火の組み合わせです。

 

「長く清らかな初夏の小川」

と自然現象のイメージで表現すると、穏やかな光景が浮かんできます。

しかし、実は最も神聖なものである「火」と「水」が

激しくぶつかりあっている状態でもあるのです。

 

さらに深く見ると、「火」の上に座している「水」という

自然界ではありえない事象が、この癸巳なのです。

自然界ではありえない「異常」な状態ともいえます。

 

今月は、ずば抜けた直観力と霊力が冴えわたり、

「異常性」に磨きがかかる月となります。

 

「異常性」は精神面においてみると、

凡人には真似することのできない高尚な精神性といえます。

 

それは、見えないものが見える才能の有無ではなく、

インスピレーションが降りてくるのを待つのでもなく、

普通にしていたら自分には見えていないはずのものを、世界を、

見ようとするかどうかなのです。

 

感性が研ぎ澄まされ、精神世界を身近に感じられる今月、

大切なのは結果ではなく、姿勢です。

 

感性を磨きあげ、直感を信じて前へ進む、

そんな今月にしたいですね。

 

 

◆一般社会通念の外側へ

 

今月は、ありえないことをすることで

大成功につながると言われています。

 

ありえないこととはなんでしょう。

 

常識の範囲外、世間一般でよしとされていることとは異なるアプローチ、

これまでの自分の正しさの外側にあるもの、等々。

 

いずれにおいても、不安定で不確かさがつきまといます。

 

また、見方を変えれば、現状を別の視点で捉えることができる

チャンスでもあるのです。

 

親子関係がうまくいってない、自分ばかりが損をしてる、

得るべき正当な対価を享受できていない、運がない、要領が悪い、

周りが思い通りに動かない、などなど。

 

これらの状況を、なんてラッキーで恵まれてるんだ!

とは、一般的にはちょっと言えないこと。

 

ですが、今月はこのようなことが成功への道へとつながるのです。

 

悪妻と一緒になったおかげで運が上がり社会的に成功する。

目上や力量のある人からのサポートがなかったおかげで、

結果うまくいく。

 

例えば、そんな非常識な因果関係が成立する月なのです。

 

嘆きや絶望の源だったものが、

幸せや大成功を形づくるピースに変わるのです。

 

物事は見方・感じ方・解釈次第です。

他の人が到底、進まない道から幸せを掴む生き方も素敵です。

 

 

◆「質濃く」生きる

 

癸巳月は、六十ある干支の中で最もしつこいとされています。

 

「しつこい」というのは「質濃い」と表現することができます。

文字通り、「質」が「濃い」のです。

 

とにかく、あらゆる事柄において、

深く深く探求していくと良いでしょう。

 

一般的な勉強、精神的な学問、料理の世界、

物作り、研究開発、野菜作り、ガーデニング、等々、

「質濃く」探求していくのです。

 

「しつこい」という性質の中には、

「神は細部に宿る」という言葉で表されるような

微細な、些細な違いや変化に気付き、発見する力があります。

 

 

あらゆる多くの研究や、前代未聞のチャレンジ、

どんな世界にも、この「しつこい」性質があって、

新しい発見や科学の進歩、新商品の開発といった

進化・成長を私達にもたらしているのです。

 

前述の精神的な閃きや規制の枠を超える在り方も

この「しつこさ」故に、起き得ることと思うのです。

 

実は、物事を成し遂げる際に、

「しつこい」という性質は大事な要素のひとつと言えるのです。

 

 

また、しつこさは、粘り強さ、記憶力の良さと表現することもでき、

人脈形成においても力を発揮します。

営業や接客といった人との関わりを持つビジネスでは、

顧客についての些細なことをよく覚えていて、

粘り強さがあれば、結果を出しやすいものです。

今月は、営業や接客業をしている方にとってチャンスの月ともなります。

 

一方で、気をつけなければならないのは、

その「しつこい」性質が人への恨みとして表出されてしまうときです。

 

 

恨みとは穏やかではありませんが、

恨みにまでなる背景には強い想いや感情があります。

 

信頼していた人に裏切られたり、

愛する者を奪われたり、

尊厳を踏みにじられたり、

大切なものを壊された時など、傷や痛みを抱えてしまうのです。

 

恨みの大きさは、想いの深さです。

 

深ければ深いほど、失った衝撃が大きくなります。

 

しかし、感情から生じるエネルギーを

どの方向に持っていくかは選択することができます。

 

 

実はこの「恨み」が大きな原動力となり得るのが癸巳月の面白いところです。

 

見返してやる!という下剋上的な、コンチクショーパワーに変え、

その衝動を伝達表現で芸術性に昇華するのか、

創造力で新しい価値を生み出すのか、あらゆる表出の方法があり得るのです。

 

それだけ、「恨み」のエネルギーは大きいのです。

 

前述に戻しますと、「恨み」のエネルギーは「想い」の深さです。

誰かを恨んでしまうというのは、それだけ多くの「愛」を持っているとも言えます。

それは誰かを何かを「愛する力」を人よりも多く所有しているとも思うのです。

 

あなたの「想い」の深さを「愛」から表現する、

そのような今月でありたいものですね。

 

 

以上、癸巳月で見たポイントです。

 

ご自身の天中殺や運気など、

個人の宿命によってテーマは変わってきますが、

これらを心に置いてよりよい在り方の参考にして頂けますと幸いです。

 

長文読んで頂き、ありがとうございました。

感謝を込めて。

 

※掲載にあたってはお師匠様の許可を得ているものです。

今月の動向(2021年4月4日~5月4日)

今月(4/4~5/4)は壬辰(じんすいのたつ)月です。

 

水性で陽の十干「壬(じんすい)」と、

土性で陽の十二支「辰(たつど)」が

組み合わさった干支です。

 

壬は大海、大湖を表し、

辰は山岳、湿った土を、季節では晩春を表します。

 

そのため、壬辰は「春の大湖」 というイメージです。

 

壬辰月のポイントは以下の通りです。

 

◆竜の雲を得る如し

 

今月は、とても運の強い月となります。

 

六十花甲子(全ての干支)中、最も粘り強い質をもっています。

その為、世の中がいかなる変転変化の中にあろうとも、

自分の軸をぶらさず、粘り強さをもって、コツコツと積み重ねることができ、

突き抜けた成功を果たす大チャンスの月となります。

 

最大のポイントは、「仕事」をすることです。

 

しごとをする、はたらく、その定義や表記する漢字は様々ありますが、

帝王学では、傍(はた)を楽にするという観点が、最もぴったりするように感じます。

 

身近な大切な人を想い守り、時には救いの手を差し伸べ、

周囲が暗い雰囲気であろうとも自ら明るさをもたらす存在として輝き、

その存在感から人が集まるようになっていく。

人が集まってくると、世に新しい価値の創造をもたらすアイデアや閃きが起き、

ついには新しい世の中へ発展をもたらす社会貢献につながるのではないかと考えます。

 

一般的に仕事をするためには、

知識や技術、能力といったものが必要ですし、

大きな力がないと他者を救うことも変革することも難しい、

と想われがちです。

 

本当にそうでしょうか。

 

今日まで生きてきた過程で、それがどんな人生であったとしても、

私たちは悩み、傷つき、苦しみ、もがいた数々の痛みがあります。

そして、結果として失敗だったという経験の積み重ねがあります。

 

それが不安や恐れ、後悔という感情で現れることもあるでしょう。

しかし、人に寄り添い、想いを馳せ、他者を救う力に変えることもできるのです。

 

あなただけが気付くことができる痛みや傷があります。

あなただけが寄り添うことのできる痛みや傷があります。

あなただけが癒やし、救うことができる痛みや傷があるのです。

 

どんなに小さな翼であっても、

どんなに頼りない爪であっても、

どんなにか細い躯体であっても、

あなたを待っている誰かのために。

その誰かを「楽」にしてあげるために。

 

運は味方してくれています。

見るべきものは可能性だけです。

 

飛龍昇天が如く、傍を楽にするために強運を味方につけましょう。

 

 

◆芸術的な知的好奇心を

 

壬辰月は運の強さに加え、芸術的才能も発揮されます。

 

現実のドロドロした世界からは一歩後退し、

離れたところから眺める、

そんな芸術家的な視点でものごとを見るのに良い月です。

 

壬は水性です。

 

ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。

 

水はその場にとどまると腐りますので、流れ続けることが大切です。

 

流れ続ける、というのは常に動くことですが、

今月は培った知性を仕事で発揮し、芸術に昇華させる、という流れが理想的です。

 

芸術に触れる際に、画力やセンスや審美眼は

必ずしも必要なものではなく、

もっとも大切なのは「感じる」力と考えます。

何かに「感動」する力がなければ、芸術的感性も磨かれません。

 

また、芸術的感性には

これまでの常識や価値観を疑う、見つめ直す、

違う次元で捉えてみる、といった側面もあります。

 

壬が司る破壊と創造。

 

今月、あなた独自のアート領域が展開されるかもしれません。

 

正解はありません。

 

言葉で、感性で、在り方で、感じ表現すればいいのです。

 

 

◆制約を喜びとする

 

これから新しい世界を切り開かんとする時、

ルール、慣習、常識、家庭、組織、地位などは、

時に足かせとして感じることがあるかもしれません。

 

組織人でなければ、学校がなければ、家庭がなければ、

都会に住んでいれば、田舎に住んでいれば、海外に住んでいれば、

子供がいなければ、親の面倒を見なくてよければ、

お金があれば、私にもっと力があれば…。

 

普通に考えるとそれらは不自由さの象徴なのですが、

壬辰月は、制約が多い不自由な環境でこそ、

見事な伸びを見せていきます。

 

大きな成功のための代償は、大きな「制約」である、

というのも帝王学的な真理です。

 

恵まれた環境や才能で花開くのではなく、

人生における不自由さを味わうことが、成功要因につながるのです。

 

「制約」が多い人生とは、

それだけ、守るべきものが多い人生といえます。

守るべきものが多い、ということは、

それだけ「器(うつわ)」が大きいということなのです。

 

注意するべき点は、その制約を手放したくなった時です。

大きな成功もいらない代わりに、制約から解放されたい。

 

そのような時は、もちろん逃げてもいいし、手放してもいいのです。

 

「制約」が多ければ多いほど、逃げたくもなるでしょう。

ですが、もう一度、立ち止まって考えてみてほしいのです。

 

なんのために生きているのか?

私の夢は何か?

私の想いは?

私の今世の生きる目的は?

 

「制約」が多ければ多いほど、あなたに任された「役割」も多く、

尽くすべき人たち、守るべき人たちも多くいる、ということなのです。

 

「制約」こそが、成功への王道であることを

もう一度、思い出してみてください。

 

 

◆土用の丑

 

今月は春の土用です!

 

丑の日は、4/23(金)です。

 

スタミナのつくものを食べて、熱い夏に備えましょう♪

 

以上、壬辰月のみで見たポイントです。

 

ご自身の天中殺や運気など、

個人の宿命によってテーマは変わってきますが、

これらを心に置いてよりよい在り方の参考して頂けると幸いです。

 

長文、お付き合いくださりありがとうございました。

 

愛と感謝を込めて。

 

※掲載にあたっては、お師匠様の許可を得ているものです。

今月の動向(2021年3月5日~4月3日)

今月(3/5~4/3)は、辛卯月です。

 

金性で陰の十干「辛(しんきん)」と、

木性で陰の十二支「卯(うぼく)」が

組み合わさった干支です。

 

辛は小石、宝石を表し、

卯は草花、蔦、苔を、季節では仲春(旺春)を表します。

 

そのため、辛卯は「鋭利に輝く春の宝石」というイメージです。

辛卯月のポイントは以下の通りです。

 

 

◆自立創家の機運

 

 

辛卯は、草木(卯)の根が、鋭い小石・宝石(辛)で切られている状態です。

 

草の根が芽を出そうとしても小石が邪魔になって芽を出せないことから、

親や上司に頼らず、自らが初代(創設者)となる生き方を良しとします。

 

 

先月(庚寅)からの新時代のスタート期を経て、

いよいよ自ら始めていくのに最適な、

草木にとってまさに春の極みを謳歌する時期の到来となります。

 

 

しかし、せっかくの春ではありますが、

今月は自立創家の運気、つまり初代運ですから、

目上(親・上司・先達)に頼らず自力で立ち上がらなければなりません。

 

 

それは、人によっては、とても厳しく険しい道のように感じるかもしれません。

目上に頼り難いというのは、なんとも心細い気持ちになるかもしれません。

 

 

しかし、目上の力を借りずとも、自らの力で立ち上がらんとしたとき、

本当に自分自身の力で人生が動き始めるとも思うのです。

 

 

それは、人生の中で、とても心地の良い瞬間になるかもしれません。

 

 

さて、そうはいっても自分一人では限られた範囲でしか考えられないものです。

自分が知っている領域の、

局所的な視点、狭い視野、低い視座では心もとありません。

 

 

そんなときは、あらゆる視座を持って、

あらゆる立場から物事を考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

経営者の視点、男性の視点、女性の視点、夫の視点、妻の視点、子供の視点、

40代主婦の視点、50代管理職の視点、後期高齢者の視点、億万長者の視点等々。

 

 

自分自身の体験・経験は限られていますが、

あらゆる人の立場に立って考えてみると、

思いもよらなかったアイデアが浮かんできたり、

新しい時代を生きるヒントが浮かんくるかもしれません。

 

 

 

 

◆お人好しのその先へ

 

 

今月は、何故か人に頼られる、人の相談にのることが増える、

あるいは、人からこっそり秘密を明かされる、

といったことが増えるかもしれません。

 

 

そのようなときは、とにかく、

損得を考えずに目の前の人の心の声に耳を傾けてみましょう。

辛卯月は自分の事は置いておいても人の面倒をみることで運気を味方にします。

 

 

先ほども記述したとおり、目上には頼り難い運気ではありますが、

逆に、何故か、人に頼られ、人が集まってくる、

という運気も持ち合わせています。

 

 

それは、あなたの魅力に惹かれて、頼って集まってくる方達なのです。

 

 

どんなに、メリットがないと感じるような相手であっても、

ここは誠心誠意を込めて、お世話をし、お尽くしするべきです。

 

 

たとえ、後々、だまされたり、裏切りにあったとしても、

それでも、相手にお尽くししたという徳は積み上がっていくものなのです。

 

 

我がごとは後に回し、目の前の人にお尽くしする姿は、

誰が何を言わなくても、必ずどこかで誰かが見ているものなのです。

 

 

 

しかし、本当に気をつけなければならないのは、

自分では相手の為を思ってやっていることが、

かえって相手を傷つけてしまう、という時なのです。

 

 

相手の為と思いながら、実は自分本位であったり、

限度を超える関わりであったりすると、

かえって相手を傷つけることにもなりうるからです。

 

 

善意からの行動であったとしても、正しいことを伝えたとしても、

相手の立場に立ち、その不安と痛みに寄り添わなければ、

ただの自己満足になってしまいます。

 

 

そうならないためにも、

やはり、ここでも目の前の方の立場を考えて、

その方の背景に想いを馳せて、慎重に丁寧に言葉を紡ぐことです。

 

 

たとえ、その言葉が芯をつくものでなかったとしても、

誠実に真摯に関わらんとする、あなたの姿勢そのものに

心が響くことがあるのです。

 

 

ポイントは、解決策をだすことではなく、

どれだけ相手のことを考えているか、ということなのです。

 

 

さらに聡明な辛らしさを発揮するならば、

自分自身を俯瞰してみる、もうひとつの視点を持ってみてはいかがでしょうか?

 

 

自分自身を第3者の視点で見てみるのです。

 

 

そのようにしてみると、

その行為が本当に相手のためにやっているのか、

どこか自分のエゴでやっているのか、が分かるかもしれません。

 

 

凛として、心配りのできるお人好しは、人を惹きつけ、

人の心を掴み、やがて人を巻き込み、大きな推進力となることでしょう。

 

 

 

◆一流のものへの物欲が増してしまう

 

 

今月は辛卯月ですが、あらためて、辛(しんきん)は宝石です。

 

 

今月は、何故か、一流の物を身につけたくなる気持ちになるかもしれません。

それは、宝石とは限らず、ブランド物のバッグや時計、

洋服といったあらゆる物に気持ちがいってしまう可能性があります。

 

 

世間で3月というのは、

一年の締めくくりにあたる年度末とされていることも多いですね。

 

 

そのような時に、一年間頑張った自分へのご褒美として、

極上の物を1点だけ購入する、というのは、とても微笑ましく感じるものです。

 

 

ですが、今月注意頂きたいのが、いくつもの一流の物に目がいきやすい、

という点なのです。

 

 

一流の物も、一点豪華主義のように、密かに楽しむ程度なら問題ありませんが、

複数となると、バランスをとるのは難しくなるものです。

 

 

複数の一流の物を品良く着こなすには、それなりのセンスと経験が必要かと思われます。

一人の人の中に個性の強い物、自己主張する物が複数上塗りされているような感じです。

 

 

複数の一流品に目がくらんでしまったとしても、

そこはどうか1点に的を絞ること。

 

 

そして、辛の宝石は、自分自身であることを思い出してみてください。

 

 

宝石であるあなたに、複数の一流品の上塗りは必要ないのです。

 

 

以上、辛卯月のみで見たポイントです。

 

 

ご自身の天中殺や運気など、

個人の宿命によってテーマは変わってきますが、

これらをより良く生きる在り方の参考にしていただけますと幸いです。

 

※掲載にあたっては、お師匠様の許可を頂いているものです。

 

長文、読んでくださり、ありがとうございました。

 

感謝を込めて

今月の動向(2021年2月3日~3月3日)

今月(2/3~3/4)は庚寅月です。

 

 

金性で陽の十干「庚(こうきん)」と、

木性で陽の十二支「寅(とらぼく)」が

組み合わさった干支です。

 

庚は鉄剛金、岩石、刀などを表し、

寅は初春の樹木を表します。

 

そのため、庚寅は春の岩石、

それも切り株の上にのった大きな岩というイメージです。

 

庚寅月のポイントは以下の通りです。

 

 

◆夢をもちつつ現実に立脚したリーダーに

 

 

今月は、自分の夢を追い求めたり、

自分の理想を築き上げたくなる月となります。

 

今まで夢や理想など思い描いてこなかった、という方も

「私が本当にやりたいことは?」

「私にとって理想的な生活とは?」といった

大きな問いを持ってみてはいかがでしょうか?

 

庚寅のエネルギーが夢や理想を描く手助け

をしてくれるかもしれません。

 

夢や理想は生きる上でパワーになり、

生きていく原動力、そのものになることもあります。

 

どうせ夢や理想を描くなら、

自分にとっても、身の回りの人にとっても、

(もっと言うと、世界にとっても)

力や栄養になる夢を描いてみるといいですね。

 

ただし、それ自体はとても素敵なことですが、

現実的な壁に直面すると、

悩みや苦しみが生まれてくるのもひとつの真実です。

 

夢や理想を描いたとき、何故か、

自分自身の欠点や負の部分といった見たくないものや、

現実の壁や障害が現れてくるものなのです。

 

そんなとき、大きすぎる夢や理想だけを追い求めてしまうと、

現実離れしてしまうことにもなりかねません。

 

まずは、どんな自分でも、どんな状況でも、

事実として受け容れる、現実を受容れることから始めましょう。

 

どんな夢や理想も、ただ今、現在、目の前の、

この一歩からスタートします。

 

夢や理想に向かって、今、「できること」に集中するのです。

たとえ、それがとても小さな事であっても。

それを毎日、コツコツと積み上げていくのです。

 

そんな実直なあなたに、

ついていきたいと思う人が現れるかもしれません。

応援してくれたり、手助けしてくれたり、

多くの人が巻き込まれてくるかもしれません。

 

あなたが先陣を切って、新しい何かを始めるリーダーになる、

そんなエネルギーも今月は持ち合わせています。

 

 

◆ピンチの後にチャンスあり

 

 

庚寅月は、切り株の上に大きな岩が乗っている状態です。

自然界で、そのような状態は不安定で、

樹木として真っすぐに伸びていくことは難しいと想像できます。

 

実は、この学問では、不安定は悪いと考えることはありません。

不安定な状態を、「ただ不安定なだけである」と説いています。

 

安定・不安定を「良い・悪い」では考えない、ということです。

不安定な状態は、ただ、そういう特徴があるというだけで、

善し悪しでは決してないのです。

 

例えば、二輪車は三輪車より不安定ですが、スピードは速いのです。

自転車はこぎ続けるからこそ、バランスをとることができます。

 

不安定な状況では立ち止まって考えこんではいけません。

不安定さが怖くなり、心配が増してしまいます。

すばやく決断して、動き続けることで、バランスがとれるのです。

 

 

そして、庚寅月は不安定な状況ではあるのですが、

どんなに葛藤しても、どんなに追い詰められても、

最後に活路を見出せるという特徴があります。

 

どのような最低最悪な状況にあっても、

努力が実を結び、最後には救いの手が差し伸べられるのも庚寅なのです。

 

どんなに不安定な状況で、どんな障壁があろうとも、

焦らず腐らず諦めず、一歩一歩、目の前の「できること」

をコツコツと積み上げていく方は、最後には笑うことができるでしょう。

 

 

◆鋭さと靭性(じんせい)を持つ刀となれ

 

 

庚寅月は、その場で何でもできてしまう聡明さと器用さが発揮されます。

ただ、その聡明さは、自己研鑽の結果としての聡明さなのです。

 

改めて、庚寅の「庚」は鉄剛金、岩石、刀などを表します。

 

それは、刀鍛冶がすぐれた日本刀を生み出すために、

鋼を熱し、叩き、折り返し鍛錬を重ねることで不純物を取り除くように、

私達ももまた己を律し、筋を通し、礼節を重んじることで、

エゴという不純物を叩き出し、

鋭さと硬さと粘り強さ(靭性)を帯びた一振りの刀となるのです。

 

天のエネルギーを宿す刀が切り裂くのは、

自己の鬱屈した見方や考え方であり弱さです。

 

そのような鋭い刀を自分の内側に持つようになる、

そんな自己研鑽のチャンスの月とも解釈できます。

 

 

以上、庚寅月のみで見たポイントです。

 

ご自身の天中殺や運気など、

個人の宿命によってテーマは変わってきますが、

これらを心に置いてより良く生きる在り方の参考にしていただけると幸いです。

今月の動向(2021年1月5日~2月2日)

今月(1/5~2/2)は己丑月です。

 

 

土性で陰の十干「己(きど)」と、

土性で陰の十二支「丑(うしど)」が

組み合わさった干支です。

 

己は田畑、平原、などを表し、

丑は湿った土、季節では晩冬を表します。

 

そのため、己丑は「春を待つ水豊かな田畑」というイメージです。

己丑月のポイントは以下の通りです。

 

 

◆理想の環境を整える

 

今月は、60ある干支月の中でもトップクラスにいい月です。

 

それが年明けにくる2021年は、

最高レベルのスタートになるといってよいでしょう。

 

肥沃の土を有する田畑、春の訪れはすぐそこまで来ております。

 

長かった冬にコツコツと愚直に努力してきたことが、

もう間もなく芽吹いてくる、そんなイメージです。

 

とにかく何をするにおいてもうまくいく、なんか運がいい、

と感じられる1ヵ月となります。

 

 

とはいえ、季節はまだ冬ですから、

環境をしっかりと整えていくことが大切です。

 

冷たい田畑には、

何よりあたたかな太陽の光=丙(火性)が必要です。

 

火性は伝達本能ですから、

多くの人と想いをわかち合いましょう。

特に、今まで自分の中だけにとどめていた夢や希望を

しっかりと言葉にして、誰かに伝えてみると良いでしょう。

 

また、夢や希望を伝えるだけでも充分ですが、

喜び、苦しみ、悲しみ、楽しさといった感情をも共有すると、

本当の意味での分かち合いになります。

 

そして、田畑には適度な雨=癸(水性)も必要です。

 

水とは智徳本能、つまり知性です。

定期的な知識の習得は欠かせません。

 

ここでは、クールで論理的な思考というよりも、

人を癒やし、人の役に立つための知性と考えてみてください。

 

そのような知性は純粋で愛に満ちた慈愛の雨のようになります。

慈愛の雨は万物を育みます。

1年の良きスタートに、慈愛の知性を磨きたいものですね。

 

 

さらに、理想的な環境を整えるという意味では、種と若苗が揃うと完全になります。

 

種や若苗とは木性ですが、己丑月(土性)に関しては

金性としての「行動力」の意味も出てきます。

 

つまり、今月は五行と五徳本能のすべてをバランスよく意識することがポイントとなります。

 

 

理想の環境であるからこそ、維持するためには、

細やかな配慮とメンテナンスが必要となるのです。

 

陰陽の等価交換法則。

 

恵まれた月を謳歌するためには、

やはりそれなりの代償が必要となります。

 

だからこそ得られる対価は豊かな才能と無限の可能性、

これから訪れる春の恩恵を存分に味わえることでしょう。

 

 

 

◆うまくいくときこそ謙虚さを

 

うまくいくからといって自分一人でやるのではなく、

他者の力を借りることも運気アップのポイントになります。

 

そのためには謙虚さが必要です。

 

世間一般的な意味としての

”控えめでつつましい”ばかりが謙虚さではなく、

自分の軸を持ち、堂々と想いを発信しながらも、

他者への心配りと慈愛を尽くす。

 

このような在り方も謙虚さではないでしょうか。

 

他者の力を借りるためにお願いする必要はなく、

日々、周りに目配り気配りという形でお尽くしするその在り方が、

周囲との信頼関係を構築し、自然と力を貸してくださるようになるのです。

 

 

また、私たちがこれまで体験してきたあらゆるすべての痛みは、

そのまま他者を救う力として発揮することができます。

 

ところが、不安や恐れから、自分にはそんな力も価値もない

と思ってしまいがちなのも私達です。

しかし、それは謙虚さとは違います。

 

「私には他者を救う力も、変革を促す力もないけれど、

それでも私だけが気付くことのできる誰かの痛みがあるならば、

今できる自分の精一杯で、その方に寄り添う。」

こういった在り方を繰り返している内に、

自然に多くの人と信頼関係で結ばれていくことになるでしょう。

 

自分一人でできることは限られています。

より多くの人の力をお借りしながら、1年のスタートの環境を整えましょう。

 

 

◆焦らずゆっくりと地盤をならす

 

今月の己丑月は「己」も「丑」も土性であるため、

スピード感はゆっくりです。

穏やかで静かな平穏な性質を持っているため、

愚直に実直にコツコツと積み上げていくことが大切になります。

 

そのように過ごしてきた方にとっては、

今まで積み重ねてきたことが芽吹いてくるように感じるでしょう。

 

逆に、今までそうではなかった人も、

ここでは一呼吸置いて、己丑月らしく、

あせらずじっくり構えてみてはいかがでしょうか。

 

競争社会に身を置いて、疲れてしまったように感じる方にとって、

己丑月は一度立ち止まって、自分を見つめ直すチャンスになります。

 

急ぎすぎてしまったり、結論を早く求めすぎてしまうと、

良き運にのることができません。

 

己丑月の運気はとてもゆっくりなスピードですので、

こちらもどっしりと落ち着いて構えることで運気を掴むことができるでしょう。

 

 

◆冬の土用にウナギを頂きましょう。                  

 

2021年冬の土用丑の日は、1月17日と1月29日です。

 

前回の秋の土用に続き、

今月も2回ウナギが食べるチャンスがあります!

 

精力つけて万全の態勢で春を迎えましょう!

 

 

以上、己丑月のみで見たポイントです。

 

 

ご自身の天中殺や運気など、
個人の宿命によってテーマは変わってきますが、
これらを心に置いて今月の過ごし方の参考にしていただければ幸いです。

 

 

長文読んでくださり、ありがとうございます。

 

 

感謝を込めて

 

 

※掲載にあたってはお師匠様の許可を頂いているものです。

今月の動向(2020年12月7日~2021年1月4日)

今月(12/7~1/4)は戊子(ぼどのね)月です。

土性で陽の十干「戊(ぼど)」と、
水性で陽の十二支「子(ねすい)」が
組み合わさった干支です。

戊は山、山岳などを表し、
子は大海や広大な湖、季節は真冬を表します。

そのため、戊子は「冷たい湖のある冬の山岳」
というイメージです。

戊子月のポイントは以下の通りです。

◆万物育成の才あり

今月は、天から聡明さを授けられます。
耳良くして聞き分け、目明るくして見分け、
理解力と判断力に磨きがかかります。

耳に入ってきた情報を
ただ受け流すのではなく、
その内容と背景に想いを馳せること。
目に映り込んだ光景からは
必然性と意味(メッセージ)を見出していくこと。
そうすることで、ものごとの道理を感じ、
本質を切り抜く力を手にするでしょう。

しかしながら、人は自分にとって都合よく解釈するものです。

聞きたいようにしか聞かず、
見たいものしか見ようとしません。

今月、まずは我が事として自分に源泉を置き、
エゴや見方・捉え方のフィルターを通さず
ありのままを見聞きしましょう。

また、戊子は、豊かで広遠な愛が
慈潤たる聡明さを得ることで、
万物育成の力を持ちます。

簡潔に言えば、愛情に知性が加われば
人を育てる条件がそろうということです。

今月は人材育成・教育において
大きな効果を発揮します。

上記に述べたよりクリアな耳と目で、ありのままに現実を受け止めましょう。

その上で、育成における成果は、
想像をはるかに超えることでしょう。

◆有限の肉体と無限の精神

いかなる変化が訪れようとも、
多方面に才能を発揮しうまく対処することができます。

これまではそんなにうまくいかなかったのに
なんだか器用にこなせる、
不得手だったものでも人並にできる、
そのような体験があるかもしれません。

仕事でも勉強でも
無尽蔵に詰め込むことができる月となりますが、
反面、すべてが中途半端になる要素も出てきます。

いわゆる「器用貧乏」という状態に陥りやすくもあります。

そうならないためにも、
本当にやりたいことは何か、大切なものは何かを
見極めていくことが大事になってきます。

戊子月のポイントは、無限の可能性です。

せっかくの戊子のエネルギーを生かすなら、

一般社会通念の枠を超えた無限の可能性に目を向けていきたいですね。

さらに、その無限の可能性の特徴は「時間観念がない」ように感じるかもしれません。

より抽象度が高く、精神性も高い為、現実離れするかもしれません。

つまり、どのような精神状態をも受け入れることができ、
一度心に決めたことは必ず実行することができます。

ただ、時間が介在しないので、いつやるか、
どれくらいでやるかは問わないのです。

多分に感覚的で、理論が通じませんので、
周りからの理解を得ることは難しく注意が必要となります。

時間に縛られない目的の遂行が吉となるでしょう。

◆自ら輝く石となれ

このひと月は、聡明さに加え、
美しさを意識することで理想的な状態となります。

ここでいうところの美しさとは、
造形美、清潔感、品格、礼節、言葉といった「聡明さ」を表現した美しさが吉になります。

美しき聡明さは、目の前の人へお尽くしする姿が最も分かりやすいかと思います。

ひとりよがりの個人を磨く美しさではなく、他者への配慮からの美しさ。

つまるところ、内面のともなう美しさが肝要です。

美しき戊子は、
すばらしいバランス感覚を持ち、知的で明哲たり得るのです。

自らを主張せずとも周りから押し上げられます。

社会から必要とされ、
リーダー的な役割を担うことがあれば、
苦しさは生じながらも、
強いエネルギーを有して活躍することでしょう。

戊子の別名は「華財」。
可能性と財を得る月。
美しき財運にふさわしき在り方を心がけてまいりましょう。

以上、戊子月のみで見たポイントです。


ご自身の天中殺や運気など、
個人の宿命によってテーマは変わってきますが、
これらを心に置いて今月の過ごし方の参考にしていただければ幸いです。

長文読んでくださり、ありがとうございます。

感謝を込めて

※掲載にあたってはお師匠様の許可を頂いているものです。



今月の動向(2020年11月7日~12月6日)

今月(11/7~12/6)は丁亥月です。

火性で陰の十干「丁(ていか)」と、

水性で陰の十二支「亥(いすい)」が

組み合わさった干支です。

丁はロウソク、灯火(ともしび)などを表し、

亥は初冬の水を表します。

そのため、丁亥は「冬の水面に浮かぶ灯火」というイメージです。

丁亥月のポイントは以下の通りです。

◆神からの啓示

丁亥は、暗く冷たい水面に浮かぶ

今にも消え入りそうなロウソクの火です。

水に浮かぶ火というと、

灯籠流しのような幻想的な雰囲気を思い浮かべます。

その水が冬の夜の冷たい水であるならば、どうでしょう。

まさに風前の灯火とう状況ですね。

その今にも消えそうな火をどうにか保っている、

という状況が「神がかり」のような奇跡のようなものを感じさせます。

ゆえに、感性豊かに直感力がとても鋭く鋭敏になり、

創造的な閃きも冴える月になります。

それは特殊才能が表出しやすい、と表現しても大袈裟ではないと言えるのです。

その効力が及ぼす領域は多岐にわたり、

あらゆる分野において恩恵を受けていきます。

これまで見えなかったものが見え、

感じられなかったものが感じられます。

元来そのような才を保有する人は

より研ぎ澄まされることでしょう。

しかし万物は陰陽一極二元論、

見えたり感じたりするということは、

知らなくてもいいことを知ってしまうことでもあるので、

激しく葛藤し、傷ついてしまうかもしれません。

また、こういった特殊能力は

不安定な環境に在るとより引き出される傾向にあります。

平和で恵まれた環境だと発揮される力は弱まります。

逆に言えば、

心身ともに痛みを享受する不条理な環境に置かれたならば、

丁亥月の恩恵を存分に味わえるということです。

味わい尽くした先には、

今世生まれてきた役割が、果たすべき使命が、

一筋の閃光のごとく、魂を震わせる神の声として聞こえるかもしれません。

◆精神の進化・変化・成長

今月の運勢を開花させるポイントは、精神的な変転変化です。

意識変化と口で言うのは簡単ですが、

これまでの人生体験で刻まれたクセはなかなか抜けないものです。

慣れ親しんだ思考法やアプローチを手放すことには恐れが生まれるものです。

さらに、やっかいなのは、自分のことは自分では気づけないことです。

人の振り見て我が振り直せは、相当意識しないとできません。

であるならば、他者への注意や提言は、

ひるがえると自分にもその要素があると考えてみるのはいかがでしょうか?

「あなたと私は不二である。」とは帝王学の言葉ですが、

目の前にいらっしゃる方は自分自身を写す鏡のような物という考え方です。

人の粗がよく見えるということは、、、。

他者への注意や提言は、ひるがえると自分にもその要素があるものです。

私たちは傲慢さからつい忘れがちになりますが、

常に心に留めおきたいものです。

今見えている誰かの粗は、あなたへのお知らせ現象かもしれません。

◆非凡性のベクトル変換

平凡・無難・常識の枠の外に飛び出すことで吉となる月です。

日常生活やお仕事の中に思い切って誰もやらないようなこと(特殊性や異常性)

を取り入れてみましょう。

とはいえ、そのまま一般社会に受け入れられるわけではありません。

まはず特殊性を出していくことがオススメではありますが、

おかしな人や変な行動といった特殊性ではいけません。

浮世離れせずにしっかりと現実に立脚し、

人格や品性も兼ね備えているからこそ、

特殊性が創造性として、異常性が芸術性として認知されるのです。

そして非凡性の中にあって、真面目・勤勉・実直は一切矛盾しません。

むしろ、これらを非凡なまでに極めていくことほど、

貴いものはないかもしれません。

そして、そういった特殊性、異常性、非凡性は、

他者の役に立って初めてその真価となるのです。

ベクトルは自分ではなく、他者に向けましょう。

自分のエゴや達成感を味わうが為だけの能力では

価値を見いだすことはできないのです。

まったく逆に我が身は辛い思いをしても、

大切な人のために痛むことは厭わない、というのが帝王たる在り方です。

そういった人の存在感は感情を揺さぶるほどの影響力を持ち、

場を肯定的に包み込むエネルギーを放つことになります。

そういった意識が丁亥月としてのよりよい過ごし方となるでしょう。

以上、丁亥月のみで見たポイントです。

ご自身の天中殺や運気など、
個人の宿命によってテーマは変わってきますが、
これらを心に置いて今月の過ごし方の参考にしていただければ幸いです。

長文読んでくださり、ありがとうございます。

感謝を込めて

※掲載にあたってはお師匠様の許可を頂いているものです。